女子御三家

女子御三家 桜蔭・女子学院・雙葉の秘密 (文春新書)
矢野 耕平
文藝春秋
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女子御三家と呼ばれる桜蔭・女子学院・雙葉の3校の実態に迫ります。
と言っても、ほとんど3校の広告のような内容。
3者3様ですが、それぞれいい学校であることは確かです。
しかし、生徒にとって本当によい学校かどうかは、世間の評判や偏差値の高さや有名大学進学率なんかではなく、その学校の校風、雰囲気、方針がその生徒に合っているかどうかだと思います。
自分が通っている学校が楽しくて、そして学校が好きであるならば、御三家をうらやましがったり嫉妬したり引け目を感じたりする必要はなく、胸を張って私の学校は素晴らしい学校だと笑えばよいと思います。
そんなわけで、自分の子どもたちは、本人にとって「いい学校」に通ったんではないかなと思うおとうさんです。

ところで、下記のたとえ話は面白い。
世間が考える御三家

もし道端に空き缶が落ちていたら?
桜蔭生→本や参考書を読むのに夢中で、そもそも空き缶が落ちていることに気づかない。
JG生→友だちみんなで缶蹴りを始める。
雙葉生→神様が自分を試していると感じ、空き缶をそっと拾ってゴミ箱へ捨てに行く。

しかし3校の先生や卒業生のインタビューを通して作者が考える御三家

もし道端に空き缶が落ちていたら?
桜蔭生→すぐさま拾い、ゴミ箱へ捨てにいく。(理系・医系の生徒は、捨てにいく途中で缶に記された原材料や成分をチェックする)
JG生→考え事にふけっていたため、缶が落ちていることにそもそも気づかない。
雙葉生→誰が捨てにいくのかを決めるジャンケン大会が始まる。(ただし、他人が通りかかったら、その人に見せつけるようにそそくさと捨てにいく)

もっとも、3校の生徒を知らないので、それが真実にちかいかどうかはわかりません。 
 
~ もくじ ~

はじめに
序章 女子御三家とはなにか
第1章 桜蔭 圧倒的な東大合格率の理由
第2章 女子学院(JG) 日本一自由な女子校
第三章 雙葉 お嬢様のリアル
終章 女子御三家は終わらない
あとがき

~ なるほどな一文 ~ (リンクはinbookの該当セリフのページ)

無論、私は学校側が何も変わらなくてもよいなどと申し上げるつもりは毛頭ない。より良い学校を目指すためには、変えるべき箇所が幾多もあるはずだ。
でも、それは「改革」「変革」ではなく「修繕」である。「学校」という長い営みの中で育まれた文化はちょっとやそっとでは動かない「重み」を有している。(P214)

 
 
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book20151118
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