残念な警察官

残念な警察官 内部の視点で読み解く組織の失敗学 (光文社新書)
古野 まほろ
光文社 (2016-03-17)
売り上げランキング: 22,525

元警察官の著書が、約15年前に立て続けに起こった4つの大きな警察不祥事をもとに、警察官個人にどのような問題があったのか、警察組織の問題にどのような問題があったのか、それはなぜそのような組織になっていたのか、ということを紐といていきます。警察側に少し寄ってる解説のような気もします。しかし、警察内部にいた人でないとわからないことが多々書かれています。
その後改革されたはずの警察ですが、今なお大なり小なり不祥事は続いています。
「だから警察は・・・」と十把一絡げに警察を語っては、”残念な警察官”と同じなのです。
多くの警察官は、良識と両親を持って身を粉にして働いているということをわすれてはいけません。
あれっ、最近どっかで書いたような文章、、、
 
~ もくじ ~

まえがき
序 章 警察不祥事の読み方
第1章 桶川事件 ~警察署が機能不全に陥るとき~
第2章 神奈川事件 ~本部長独裁の下で~
第3章 新潟事件 ~社会と市民からの遊離~
第4章 石橋事件 ~共感力と想像力の欠如~
終 章 市民の視点、警察の視点

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3211日)、、、
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