「規制」を変えれば電気も足りる

「規制」を変えれば電気も足りる (小学館101新書)
原 英史
小学館
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これはほんの一例にすぎないのであろう。
日本の国はおかしな規制だらけ。
そのほとんどは、国民のための規制ではなく、お役人の既得権益を守るための規制。しかも実に巧妙に仕組まれてます。

~ もくじ ~ 

はじめに―「おバカ規則」とは何か?
第Ⅰ部 初級編 日常生活に潜む「規制」
 第1章 なぜ学校の階段には必ず「踊り場」があるのか?
 第2章 それでもダメ教師はクビにならない!
 第3章 理髪店がどこでも「月曜定休」の理由
 第4章 なぜ日本のビールをアメリカで買ったほうが安いのか?
 第5章 「ひやむぎ」と「そうめん」の境目は超厳密だった!
 第6章 なぜ日本の電気料金はアメリカの2倍なのか?
第Ⅱ部 中級編 ビジネスの邪魔をする「規制」
 第7章 なぜケイン・コスギはピンチの後にリポビタンDを飲むのか?
 第8章 なぜ運転免許は5年で更新しなければならないのか?
 第9章 格安タクシーがデフレなのに値上げを強制されている
 第10章 ラブホテルとビジネスホテルの境界線はどこにある?
 第11章 なぜ風邪薬はコンビニで買えないのか?
 第12章 結論の半分が「検討する」・・・蓮舫サン、やる気あったんですか?
第Ⅲ部 上級編 世の中を支配する「規制」
 第13章 投票日前に有名政治家とのツーショットポスターが増える理由
 第14章 なぜ派遣社員が「電話に出るな」と指示されているのか?
 第15章 借金の上限金利は明治時代から変わっていない
 第16章 なぜスーパーの売り場のきゅうりは「真っすぐ」なのか?
 最終章 「規制の作り手たち」にまつわる規制
おわりに

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

農産物に関する様々な規制を見ていくと、消費者に「おいしい作物」を提供するよりも、役所や農協にとっての”おいしい既得権”を守ることが優先されていることがよくわかる。その規制が、農業の真の再生を阻んでいる。(P170)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

これまでの日本では、政策を何も語らない人が選挙に当選して議員になり、議員になったら政策は役人任せで政争に明け暮れる、なんてことが平気で許されていた。許してきたのは、国民だ。それでいながら、たまに政治家や役人の所業にケチをつけ「ケシカラン」と批判しても、物事は改善しない。(P188)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1510日)、、、
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