女優の山口果林さんが綴る、学生時代に師として出会ってから安部公房さんが亡くなるまでの不倫生活の暴露本と簡単に片づけることはできない。
安部公房さんの遺族の意向により、全集の年譜からも伝記からも完全に抹消されている事実がここに。
そして果林さんにとって心のよりどころであった安部公房さんとの生活の楽しさも苦しさも生々しく綴られています。
~ もくじ ~
プロローグ
第一章 安部公房との出会い
第二章 女優と作家
第三章 女優になるまで
第四章 安部公房との暮らし
第五章 癌告知、そして
第六章 没後の生活
エピローグ
解説 福岡伸一
これで、、、2007年07月13日以降(3918日)、、、
読んだ本 885冊 (1日平均0.23冊)
読んだページ 212950ページ(1日平均54ページ)
atasinti – 読書メーター
学生の頃、一時期安部公房さんの著作に嵌って読みあさったことがあります。
そのとき、一部理解できない個所があったのですが、もう少し年を重ねてきたときに、あぁ、あの本に書かれていたあの話はこういう意味だったんだとわかり、安部公房さんのすごさを再認識したことがあったのを思い出しました。
しーゆー。