政治家の殺し方

政治家の殺し方
政治家の殺し方

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中田 宏
幻冬舎
売り上げランキング: 12

前横浜市長の中田宏さんの言い訳集。
自身が経験した政治の裏側の暴露本。
タイトルだけを見ると、中田宏さんが横浜市長を止めるはめに陥ったのは改革反対派の汚い手口とそれに乗せられたマスコミによるものみたいだけど、この人はそんなことに負ける人ではない、とても強い人だったようです。

個人的には、中田宏さんが行った数々の改革は評価していますし、いくつものスキャンダルは、いかにもでっちあげだろうと思われるものが多かったこともあり、鵜呑みにはしていませんでしたが、一方で、結局のところ、保育園や学童保育所の充実などの施策よりも派手な開港150博にお金をつぎこむことを選んだのねということ、そんな開港博の最後を見届けることなく、任期途中で横浜市長と言う職をほっぽりだしたことは事実であり(後者についてはこの本で言い訳してるけど)、横浜市の裏切り者と言う印象は、この本を読んでもぬぐえない。。。

個人的には、あんな派手派手な開港博ではなく、もっと横浜市民がみんなで盛り上げられるような形はとれなかったんだろうか。開港博が失敗に終わった一番の理由は市民がそっぽを向いたからだということにきがついているだろうか。そういう意味では、同じ150周年でも、資金的には横浜の何分の1かだろうけれど、函館の方がすばらしい150周年だったように思えた、そんな2年前の夏を思い出しました。

~ もくじ ~ 

はじめに―政治家は簡単に殺せる
第1章 「次世代のホープ」、ひと晩で「ハレンチ市長」になる
第2章 日本をダメにするマスコミの正体
第3章 魑魅魍魎が跋扈する地方自治体のアブナイ世界
第4章 史上最悪の市長に振り回された人々
あとがき

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

とくに「いい」と報じるには、しっかり勉強した上での見識を持たなければ評価できない。だから、マスコミの報道には悪いニュースばかりが多くなる。「逮捕された」「起訴された」という警察や検察のお墨付きがあれば、明らかに「悪い」と言い切れるからだ。(P107)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

裏を返せば、いまの日本は依存社会だ。国家の存在はアメリカ依存、地方は国依存、民間や個人は公的依存といえる。(P193)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1652日)、、、
読んだ本   312冊 (1日平均0.19冊)
読んだページ 70835ページ (1日平均42ページ)

読書メーター – atasinti

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