同期生 「りぼん」が生んだ漫画家三人が語る45年

同期生 「りぼん」が生んだ漫画家三人が語る45年 (集英社新書)
一条 ゆかり もりたじゅん 弓月 光
集英社 (2012-09-14)
売り上げランキング: 5899

第1回りぼん新人漫画賞で受賞してデビューした3人の漫画化、一条ゆかりさん、もりたじゅんさん、弓月光さんが、それぞれのこれまでの漫画化人生について語っております。
それぞれの作品についての想いも語られており、中々興味深いです。

私はほんの一時期、りぼんを購読していた時期がありました。
その頃は陸奥A子さんが全盛の頃です。
というよりは、陸奥A子さんの絵が好きでりぼんを買っていたようなものでした。
そのころも一条ゆかりさんももりたじゅんさんもまだりぼんで連載していたとは思うのですが、ほとんど覚えてません(^^;

弓月光さんはヤングジャンプ等の雑誌でよく読んでました。
「みんなあげちゃう♡」は大好きでした。
数年前に漫画雑誌の購読をやめたおとうさんですが「甘い生活」がまだ続いているというのは、ちょっと驚き。

3人ともホントに漫画を描くことが好きなんだなぁ、ってことがよーくわかります。

~ もくじ ~

はじめに
第一章 一条ゆかり
    「わたしは<一条ゆかり>の奴隷だった」
第二章 もりたじゅん
    「やめたことに何の悔いもありません」
第三章 弓月 光
    「僕は一生マンガを描いていく」
証言 もう一人の同期生 <七〇年代、あの頃の「りぼん」>石原富男
作品年表

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

人気を得るより自分の好きな物が描きたいと願っていた私が<人気>を得て解ったのは、人気があれば何でも描ける。好きなことをするためには、人気が必要なんだということです。(P39)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

ストーリーも大切ですが、マンガというメディアの命は<絵>です。(P169)

~ さらにもう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

大学のマンガ学科や専門学校もそうだけど、みんな情報にさらされすぎてしまって大事な才能を失っている気がする。だから、新人の作品を見ていると、マンガのことなんて何も知らない田舎のヤツの作品が一番いい。マンガなんて<素朴>に描いていればいいんです。(P224)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1927日)、、、
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