「ゼロリスク社会」の罠

「ゼロリスク社会」の罠 「怖い」が判断を狂わせる (光文社新書)
佐藤 健太郎
光文社 (2012-09-14)
売り上げランキング: 2555

リスクはゼロにはできない。
あるリクスを低減しようとすれば別のリスクが頭をもたげる。
無闇にリスクゼロをめざす現在の日本の風潮は、技術的発展を妨げたり、経済的な損失を生むことになる。
どこで折り合うかが大事。
というお話。
わかりやすい。

~ もくじ ~

はじめに
第1章 人はなぜ、リスクを読み間違えるのか
第2章 「天然」大好き、「化学」は大嫌い・・・・の罠 (-真実はグレーの中に)
第3章 ゼロリスク症候群という罠―メタミドホス禍から学ぶ
第4章 「発がん」の恐怖―という罠
第5章 「狂った油」「血液ドロドロ」の罠―トランス脂肪酸について、ひと言
第6章 善意の砂糖玉・ホメオパシー―代替医療(疑似科学)の罠
第7章 「改めまして、放射能基礎講座」-放射能の恐怖、という罠
おわりに

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

しかし、CSR部は、会社の利益に直接貢献する存在ではなく、むしろディフェンス的部署です。ストライカー(営業)でも司令塔(人事・総務)でもチャンスメーカー(研究開発)でもなく、ディフェンダーが脚光を浴びているチームで、果たしてゴール(利益)は奪えるだろうか―。(P7)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

真理というのは、えてしてこのように、売上や視聴率にはつながらない、あまり面白くないものであるようです。(P117)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1937日)、、、
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