以前「母という病」という本のタイトルを見たとき、母親でいることに疲れ、育児うつになったおかあさんの話かと思いましたが、まったく反対の話で、ダメな母親が原因で病になってしまった子どもたちの話でしたが、これはその父親版。
この本を読めば読むほど、自分はちゃんと父親としての機能をはたしてきたのだろうか、と不安になってしまうけれど、たとえ、ダメな父親であったとしても、うちの子どもたちはちゃんと育ってくれていると信じたい。。。。。。。。。。
~ もくじ ~
序章 父親は必要なのか
第1章 愛着対象としての父親
第2章 瀕死のエディプス
第3章 自我理想としての父親
第4章 父親不在症候群
第5章 筒親を求めて
第6章 放遂される父親 父親は悪者か?
第7章 栄絵院の父親
おわりに
~ なるほどな一文 ~ (リンkうはInBookの該当セリフのページ)
あなたが求めるような理想の存在など、現実には存在しない。それと比べれば、みんな欠陥品になってしまうだろう、過度な期待と失望という事態を防ぐには、現実離れした理想の存在を求めるのではなく、欠点もあれば、良いところもあるといった不完全な存在を、ありのままに受け入れ、お互いに良い関係を築いていけるように努めていくことなのだ。(P321)
~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンkうはInBookの該当セリフのページ)
だが、いくら父親の存在感が薄まろうと、その役割の大切さが薄まったわけではない。(P343)
これで、、、2007年07月13日以降(2775日)、、、
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