時を超える美術


時を超える美術~「グローカル・アート」の旅 (光文社新書) | 新見隆 |Amazon

それぞれの町や都市が生んだアートを、その風土に絡めて語った「芸術風土記」エッセイ

~ もくじ ~
はじめに ──「古里は遠きにありて」知ったことか!
放浪の味のする絵画、明媚な港町を描いた亀山全吉 ── 尾道
「遊ぶ人間」、シベリアの画家のオモチャ、香月泰男 ── 長門、萩
哀愁のわかる竹工芸、名匠生野祥雲斎 ── 別府、大分
モダンなスピード、菅井汲の「オートルート絵画」 ── 神戸、パリ
古戦場の宇宙庭園、イサム・ノグチの庭 ── 高松
和の総合芸術大学、北大路魯山人 ── 京都
オシャレ野獣派、柳宗理のスプーン ── 東京
北のシュルレアリズム、瀧口修造のデカルコマニー ── 富山
掛井五郎の土俗モダンな彫刻世界 ── 調布、静岡
永遠のモダン青年、染織家・柚木沙弥郎 ── 東京、渋谷
アートビオトープ那須「水庭」、石上純也 ── 栃木、那須
「日本的」モダン、谷口吉生の建築 ── 東京、ニューヨーク
日本に憧れた巨人、フランク・ロイド・ライト ── シカゴ
荒野に禅のオアシスを、シェーカー ── ピッツフィールド、大阪
ジャンク都市を形而上化した変人、コーネル ── ニューヨーク
海の憂鬱、ガウディ ── バルセロナ
白いヴィラとアールトの曲線美 ── フィンランド
格子の幻想、マッキントッシュ ── グラスゴー
カルヴァン派の日本家屋、リートフェルト ── オランダ
装飾好きな「二進法」の家、エロスの裏表 ── ウィーン
おわりに




これで、、、2007年07月13日以降(5640日)、、、
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atasinti – 読書メーター



作者が好きな美術品、工芸品、建造物について「私はこれが好き」と語った書。
これは学術書ではなくエッセイなので、それはそれでよし。
ただ、各地の作者が好きな食べ物の話は余計だったかな。
しーゆー。

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