日本の敵

日本の敵 よみがえる民族主義に備えよ (文春新書)
宮家 邦彦
文藝春秋
売り上げランキング: 1,523

自由主義と共産主義の冷戦は自由主義の勝利に終わった。
その結果、第二次世界大戦以降封じ込まれていた「民族主義」がよみがえりつつある。
とくにアジアでは中国が隋や唐の時代の「冊封」秩序の復活を目指しているような動きをみせている。
そんな中で日本はどうするべきか。
日本の最大の敵は中国ではなく日本の中にいるガラパゴス型保守。
かなり偏った内容で安倍政権を称える内容です。
個人的には、一部賛同できる箇所もあり、賛同しかねる箇所もありますが、いろいろ勉強になりました。
 
~ もくじ ~

はじめに
第一章 帰って来たロシアの熊
第二章 「イスラム国」後の中東世界
第三章 マーシャルのネットアセスメントとは何か
第四章 ネットアセスメントを中国に応用する
第五章 中国が狙う対米「第二ラウンド」
第六章 「米国の凋落」は本当なのか
第七章 新民族主義時代の日中韓関係
第八章 中央アジアの地殻変動
終章  日本の敵
あとがき

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

日本人は過去七十年間、敢えてリスクを取らないできた。今こそは国民の平和と安全のために正しいリスクを取れる国になるべきである。(P234)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3005日)、、、
読んだ本   668冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 158118ページ(1日平均52ページ)

book20151003
atasintiさんの読書メーター
 

2015年9月の読書のまとめ

目標の2000ページにわずかに届かず(´・ω・`)
でも昨年9月や一昨年9月のような大きな読書量の落ち込みにならなくてよかった。
 
2015年9月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:1938ページ
ナイス数:0ナイス

「地形」で読み解く世界史の謎 (PHP文庫)「地形」で読み解く世界史の謎 (PHP文庫)
読了日:9月28日 著者:武光誠
新・オタク経済 3兆円市場の地殻大変動 (朝日新書)新・オタク経済 3兆円市場の地殻大変動 (朝日新書)
読了日:9月24日 著者:原田曜平
新自由主義の自滅 日本・アメリカ・韓国 (文春新書)新自由主義の自滅 日本・アメリカ・韓国 (文春新書)
読了日:9月20日 著者:菊池英博
<40男>はなぜ嫌われるか (イースト新書)<40男>はなぜ嫌われるか (イースト新書)
読了日:9月17日 著者:田中俊之
池上彰に聞く どうなってるの? ニッポンの新聞池上彰に聞く どうなってるの? ニッポンの新聞
読了日:9月16日 著者:池上彰
AVビジネスの衝撃 (小学館新書)AVビジネスの衝撃 (小学館新書)
読了日:9月13日 著者:中村淳彦
タモリと戦後ニッポン (講談社現代新書)タモリと戦後ニッポン (講談社現代新書)
読了日:9月8日 著者:近藤正高
【至急】塩を止められて困っています【信玄】 日本史パロディ 戦国~江戸時代編【至急】塩を止められて困っています【信玄】 日本史パロディ 戦国~江戸時代編
読了日:9月2日 著者:スエヒロ

読書メーター
book201509-1
 
 
ココ2年間の読書量の推移

book201509-2
book201509-3
 
 
読書メーターに登録した2007年7月以降の月別1日あたりの平均読書ページ数

book201509-4
 

「地形」で読み解く世界史の謎

「地形」で読み解く世界史の謎 (PHP文庫)
武光 誠
PHP研究所 (2015-08-05)
売り上げランキング: 84,520

地形や気象をもとに歴史を見ると真実が見えてくる?
でも、、、
世界史が大の苦手だったおとうさんにはやっぱりダメでした。
○○朝から××朝へとか、次から次へとカタカナが出てきたところで、頭の中から文字がぷしゅーっと蒸発して行ってしまいます(^^;
 
~ もくじ ~

はじめに
第一章 なぜ乾燥地にあるシルクロードが東西交易路として栄えたのか
第二章 なぜモンゴルは短期間でユーラシア大陸の大半を支配できたのか
第三章 穀物がほとんど採れないギリシアで、なぜ古代文明が興ったのか
第四章 イスラム教はなぜ、インドや東南アジアまで急速に広まったのか
第五章 なぜインドの南方には有力な政権が生まれなかったのか
第六章 なぜ中国王朝は南北に分かれることが多いのか
第七章 なぜ辺境の四川が、前漢の劉邦や蜀の劉備の本拠地になったのか
第八章 なぜ朝鮮半島には、七世紀まで統一国家が生まれなかったのか
第九章 森林に覆われた西ヨーロッパがなぜ十一世紀以降急速に発展したのか
第一〇章 なぜ超高地のアンデスに文明が生まれたのか
第一一章 アメリカ西武が十九世紀に意欲的に開拓されたのはなぜか
終章 地形からみえてくる世界史の流れ

 
 

これで、、、2007年07月13日以降(3000日)、、、
読んだ本   667冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 157880ページ(1日平均52ページ)

book20150928
atasintiさんの読書メーター
 

新・オタク経済

新・オタク経済 3兆円市場の地殻大変動 (朝日新書)
原田曜平
朝日新聞出版 (2015-09-11)
売り上げランキング: 30,904

オタクを第一世代から第四世代に分けて、それぞれの世代のオタクについて解説、これは中々面白いです。
そして現在の第四世代オタクを市場とするビジネスについて、ちょびっとだけ考えてみていますが、これはとっても陳腐。。。
確かに昔のオタクと今のオタクは異なるようです。
知識を誇っていた昔のオタクに対して、態度で示す今のオタク。
物を集めるのではなく、イベントに出かける今のオタク。
その違いはよくわかるのですが、「わたし○○オタクなの」という自称オタク、オタクというよりは単なる○○ファンと呼んでいい人までをひっくるめてオタクと呼ぶのはちょっと違和感を感じます。
いや「オタク」という言葉の意味自体が変わったのだということなのかもしれない。
そうであれば、オタクに変わる新しい言葉が必要なのかも。

~ もくじ ~

はじめに オタク市場は「拡大」している
序章  「リア充オタク」の誕生
第1章 コミュニケーションツール化したオタク
第2章 「知識」から「態度」へ ~日本のオタク変遷史~
第3章 現代オタクのタイプ別生態
第4章 いま求められている商品とサービス
第5章 現代オタク大座談会
あとがき

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

オタクとは今や、一生ついてまわるような「タイプ」でもなければ、パーソナリティの根幹をなす「アイデンティティ」でもなくなっており、手軽で着脱可能な消費の対象ともなる「キャラ」になっています。(P144)

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

これまで「オタクなんか自分たちと関係ない」と思っていたすべての企業、すべてのビジネスマンは、オタクという存在・オタクから発せられる文化を、狭い世界の閉じた話題として片づけることはできなくなりました。(P266)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2996日)、、、
読んだ本   666冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 157595ページ(1日平均52ページ)

book20150924
atasintiさんの読書メーター
 

新自由主義の自滅

新自由主義の自滅 日本・アメリカ・韓国 (文春新書)
菊池 英博
文藝春秋
売り上げランキング: 57,756

この本の始めの方に新自由主義(グローバリズム)のことを妖怪と書いています。
「そうか、妖怪のしわざだったのか。」
などとのんきに言っている場合ではありません。
もちろんこの本の内容は少し偏った内容かもしれません。
しかし個人的には共感できる点が多いと感じます。
グローバリズムとグローバル化を混同してはいけない。

かって小泉首相が推し進めた新自由主義化政策を、今、安倍政権がさらに着々と推し進めています。
このままでは、日本は、さらに格差が広がり、最後はアメリカの1%の富豪と大企業に搾取されるだけの国となってしまいます。

そんな折も折、安倍政権が安保関連法案を強行採決しました。
前回の総選挙で大勝利したため、もうやりたい放題です。
私は個人的には安保関連法案にどちらかと言えば反対ではありません。
これまたやりたい放題の中国などへの抑止力になるのではないかと思っています。
と言っても、勉強不足で、どこにどんな問題が潜んでいるのか、よくわかっていないわけですが(^^;
しかしその決定のプロセスは絶対によくないと思います。
戦争法案と呼んで反対する人も多いですが、戦争法案となるかどうかは、その使い方次第ではないかと思います。
憲法違反となるかどうかも議論が必要でしょう。
そうしたプロセスをすべてすっ飛ばして、法案可決を急がなくてはいけなかったのはなぜか。
それはアメリカと約束していたからです。
そう、アメリカの傀儡政府なので、アメリカに言われるがままなのです。

STOP THE 新自由主義!
STOP THE 安倍政権!

しかし民主党はバカばかりだということを前回の政権時に暴露してしまったし、かわりの受け皿がないんだよなぁ。。。
アメリカ政府、そしてその裏に潜んでいるアメリカの1%の富豪と大企業が、最も嫌っている人が実は最も日本のための、日本人のための政治をしてくれるのかも。
そうか、あの人に・・・

なお、今回の安倍政権の強引なやり方は、アメリカのメディアも疑問視しているようです。
アメリカのメディアはジャーナリズムが生きています。
Japan Wrestles With Its Pacifism – The New York Times
 
 
~ もくじ ~

はじめに
序章 なぜ日本の経済は成長しないのか
第1章 米国を対外債務国に転落させ、富を略奪する手口
第2章 新自由主義を拒絶するヨーロッパ
第3章 韓国はなぜ貧困化したのか
第4章 亡国の異次元緩和
第5章 基礎的財政収支均衡目標はデフレへの道
第6章 国を誤る五つの「破壊」
第7章 日本を安定成長に導いた成功モデル
第8章 米国はこうして危機を脱した
第9章 食料安保の確立を急げ
第10章 21世紀を生き抜く国家観
終章 内需拡大こそ最大の財政再建策だ
おわりに
主要参考文献

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

この数字で分かるように、「ビジネスに自由さえ与えれば、富も雇用も創出され、最大の成長がある」という新自由主義の主張は、過去30年のデータで否定されております。(P79)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

「岩盤まで破壊する」と看板に掲げた規制緩和に則った成長戦略を実行すれば、日本経済は発展し、国民の生活が向上するような印象を国民に与えようと政府は躍起になっていますが、その行く末は180度異なります。(P149)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2992日)、、、
読んだ本   665冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 157331ページ(1日平均52ページ)

book20150920
atasintiさんの読書メーター
 

<40男>はなぜ嫌われるか

<40男>はなぜ嫌われるか (イースト新書)
田中 俊之
イースト・プレス (2015-08-09)
売り上げランキング: 7,829

私自身はもう40男はとうに過ぎ去っておりますが、いろいろ耳が痛い(^^;
鬱陶しいおじさんにならず、清々しいおじさんになるべく努めなくては、、、
 
~ もくじ ~

はじめに ~リアリティのなさと迫りくる現実~
第一章 僕らは何を着ればいいのか
第二章 友だちはどこにいった
第三章 なぜ若い女の子が好きなのか
第四章 男女の友情-若き日のあの問い、いま僕らは答えを出そう
第五章 40男の歪んだ世界
第六章 40男は夢をつかめるのか
第七章 40男よ、そろそろ政治を語れ
第八章 どうしてこんなことになってしまったのか
第九章 これからの四〇年をどう生きるか
おわりに ~清々しいおじさんになるために~

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

プライドを無くしたら、あるいは、異性に興味を持たなくなったらおしまい。むしろ逆である。そうした無意味なこだわりを手放さないから、僕たちはおじさんになっても不自由なままなのだ。(P5)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

おじさんという言葉は、おばさんと同様に悪いイメージがこびりついてしまっている。しかし、すべての中年男性がねちっこく、陰湿で、他人を不快にさせる鬱陶しいおじさんになるわけではない。もうおじさんになったことは確定なのだから、せめて僕ら40男は、優しく、真面目で、細かいことに気がつける清々しいおじさんを目指そう。(P197)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2989日)、、、
読んだ本   664冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 157075ページ(1日平均52ページ)

book20150917
atasintiさんの読書メーター
 

ニッポンの新聞

池上彰に聞く どうなってるの? ニッポンの新聞
池上 彰
東京堂出版
売り上げランキング: 9,892

池上彰さんが現在の日本の新聞のいいところ、悪いところ、そしてインターネット時代のこれから先、新聞はどうあるべきかということについて、わかりやすく解説してくれています。
私も含めて多くの人が勘違いしているのは、新聞の内容が偏っていること自体は問題ではないということ。
問題は、間違っても訂正しなかったり、訂正しても謝らなかったりするところ。
そして一番の問題は、記者がせっかく会見に臨んでいるのに、会見している人の顔色やしぐさから嘘をついていないか、何か隠していないか探ろうとせず、パソコンに会見内容を打つのに一生懸命になってしまっており、新聞が発表報道になってしまっているということ。

新聞紙はなくなるかもしれないが新聞はなくならない。
これを混同している人が多い。

この本を読んだ感じでは、全国紙では、一番酷いのは読売新聞で、毎日新聞が比較的ましな新聞ではないかという気がしてきた。。。
東京新聞や信濃毎日新聞のことが書いてありましたが、全国紙より地方新聞の方がよいのかもしれない。
  
~ もくじ ~

はじめに
第1章 どうなっているの?朝日新聞
第2章 新聞の内容は偏ってもいい?
第3章 新聞にとっての「国益」ってなんだろう?
第4章 新聞に「タブー」はあるの?
第5章 池上彰が考える「新聞記者」ってどんな役割?
「おわりに」にかえて-もし世界から新聞がなくなったら

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

そこで大事になってくるのは、自分がいつも購読している新聞に書いてあることが、日本全体の世論を代表している意見かどうかはわからない、という自覚を持つことです。(P95)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

新聞という媒体自体は苦しい状況にあるかもしれません。だからこそ、現役の新聞記者のみなさんには、「新聞」「紙」という媒体の呪縛を取り払って、自分はひとりの記者であり、ジャーナリストであるという基本に立ち返っていただきたい。(P183)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2988日)、、、
読んだ本   663冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 156867ページ(1日平均52ページ)

book20150916
atasintiさんの読書メーター
 

AVビジネスの衝撃

AVビジネスの衝撃 (小学館新書)
中村 淳彦
小学館
売り上げランキング: 2,408

プロダクション、メーカー、監督、女優、男優、、、
AVビジネスに関わった様々な人の話をもとに、AVビジネスの栄枯盛衰をまとめています。
AV(アダルトビデオ)はまだ34年間の歴史しかないが、レンタルビデオの栄華と衰退、そして出てきたセルビデオの栄華と衰退、AVビジネスはこのまま衰退して消えていくのか、それともまた新しいビジネスの芽が生まれるのか、、、
なんだかんだ言って、エロがなくなることはないと思うが。。。

~ もくじ ~

第1章 儲かりまくった狂乱の日々
第2章 AV業界の周辺に暗躍する怪しい面々
第3章 モザイクの向こうのAV女優
第4章 「毎日セックス漬け」AV男優という職業
第5章 「レンタルvsセル」逮捕者続出の仁義なき戦い
第6章 国境を超えるアダルトビデオ
あとがき

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

一般企業だったら事件を起こして報道されるのは致命的だが、反社会的な一面も勝になるアダルトビデオ産業は逮捕や摘発が格好の宣伝になったりする。(P194)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

現在のAV業界はテキヤを追い出して、近隣の有志やPTAが露店を出す夏祭りみたいな状態である。安全だが、怪しい活気みたいなものが失われ、追い詰められてもイノベーションが生まれない。(P247)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2985日)、、、
読んだ本   662冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 156675ページ(1日平均52ページ)

book20150913
atasintiさんの読書メーター
 

タモリと戦後ニッポン

タモリと戦後ニッポン (講談社現代新書)
近藤 正高
講談社
売り上げランキング: 2,043

「笑っていいとも!」の終了後、数多く出されたタモリ本の1冊。
終戦の年に生まれたタモリの一生と戦後の日本を重ね合わせてみようと言うもの。
最初はキワモノであったタモリがいかにして日本のお昼の顔になったのかが、なんとな~くわかります。
しかし、この本はタモリの周りの人がタモリについて語ったものを寄せ集めてまとめたものであって、タモリ本人に直接話を聞いたわけではないので、結局、なんとな~くで終わってしまいます。

~ もくじ ~

はじめに
序 章 ”偽郷”としての満州
第一章 坂とラジオ、そしてジャズ - 祖父母に育てられて
第二章 大学紛争とダンモ研狂想曲 - 森田一義から「タモリ」へ
第三章 空白の七年間       - ビウリングブームのなかで
第四章 ニッポン最後の居候    - タモリ出現
第五章 テレビ界「お笑い」革命  - 芸能人と文化人のあいだで
第六章 ”変節”と”不変”      - フィジテレビの絶頂と『笑っていいとも!』
第七章 「リスペクト・フォー・タモリ」ブーム - テレビは終わらない
終 章 タモリとニッポンの”老後”
おわりに
参考文献

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

《バーは大人の飲むところなんですよね。それがもう、酒飲みの素人が入りこんで、また、バーの素人が、カラオケさえやっておけば客は喜ぶもんだと思ってる。あんなもの、いい気持ちになっているのはマイク握ってる当人だけで、聞いてる方は、いくらうまくたっておもしろくとも何ともない》(『プレイボーイ・インタビュー セレクテッド』)(P153)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

タモリにとって観察眼は、面白みのないものを面白くする武器といえる。《タモリの出現はギャグの事件であったというばかりでなく、思想的事件だった》とは、平岡正明の『タモリだよ!』の一文だが、タモリが戦後ニッポンの思想史上にその名を刻むとするなら、やはりその観察眼であり、過剰な意味づけを拒むその姿勢によってであろう。(P338)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2974日)、、、
読んだ本   661冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 156422ページ(1日平均52ページ)

book20150908
atasintiさんの読書メーター
 

2015年8月の読書のまとめ

2015年8月はなんとか目標の2000ページを超過!
これで3カ月連続!
\(^O^)/

2015年8月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2173ページ
ナイス数:0ナイス

ぼくらの民主主義なんだぜ (朝日新書)ぼくらの民主主義なんだぜ (朝日新書)
読了日:8月31日 著者:高橋源一郎
はじめての不倫学 「社会問題」として考える (光文社新書)はじめての不倫学 「社会問題」として考える (光文社新書)
読了日:8月26日 著者:坂爪真吾
メカニックデザイナーの仕事論 ヤッターマン、ガンダムを描いた職人 (光文社新書)メカニックデザイナーの仕事論 ヤッターマン、ガンダムを描いた職人 (光文社新書)
読了日:8月23日 著者:大河原邦男
イギリス人アナリストだからわかった日本の「強み」「弱み」 (講談社+α新書)イギリス人アナリストだからわかった日本の「強み」「弱み」 (講談社+α新書)
読了日:8月21日 著者:デービッド・アトキンソン
卑弥呼 封印された女王の鏡 異端の古代史2 (ワニ文庫)卑弥呼 封印された女王の鏡 異端の古代史2 (ワニ文庫)
読了日:8月20日 著者:関裕二
イタリア「色悪党」列伝 カエサルからムッソリーニまで (文春新書)イタリア「色悪党」列伝 カエサルからムッソリーニまで (文春新書)
読了日:8月15日 著者:ファブリツィオグラッセッリ
こんなに変わった歴史教科書 (新潮文庫)こんなに変わった歴史教科書 (新潮文庫)
読了日:8月13日 著者:山本博文
八紘一宇 日本全体を突き動かした宗教思想の正体 (幻冬舎新書)八紘一宇 日本全体を突き動かした宗教思想の正体 (幻冬舎新書)
読了日:8月7日 著者:島田裕巳
段取りの“段”はどこの“段”? 住まいの語源楽 (新潮新書)段取りの“段”はどこの“段”? 住まいの語源楽 (新潮新書)
読了日:8月5日 著者:荒田雅之+大和ハウス工業総合技術研究所

読書メーター
book201508-1
 
 
ここ2年間の読書量の推移

book201508-2
book201508-3

あれっ?これを見ると、2013年、2014年と2年続けて9月は読書量が極端に少ない!
はたして今月は・・・
 
 
読書メーターに登録した2007/7以降の1日あたりの読書ページ数の月別推移

book201508-4