「年金問題」は嘘ばかり

年金のしくみがとてもわかりやすく解説されています。
年金は保険だったのです。
「このままでは年金制度は破たんする、だから消費税増税を」というのは消費税を増税したい人たちによるまやかしだったのです。本当にやらなければいけないことは増税ではなく経済政策だったのです。
日本の年金制度はよほどの改悪をしない限り破たんしません。
しかしながら安心もできません。この本は経済成長が前提となっているからです。永遠に経済成長していくことができるという保証はありません。

~ もくじ ~

プロローグ 「年金が危ない」と強調して「得をする」のは誰だ?
第1章 これだけで年金がほぼわかる「三つのポイント」
第2章 「日本の年金制度がつぶれない」これだけの理由
第3章 年金に「消費税」は必要ない
第4章 欠陥品「厚生年金基金」がつぶれたのは当然だった
第5章 利権の温床GPIFは不必要かつ大間違い
第6章 「歳入庁」をつくれば多くの問題が一挙に解決する
第7章 年金商品の選び方は、「税金」と「手数料」がポイント
巻末資料―<論文 転載>

~ なるほどな一文 ~

「経済政策の失敗に起因する問題」を、年金の「制度の問題」にすり替える議論はよく出てきます。そこをきちんと見極めておかないと、制度に問題があるかのように思ってしまって、不安をあおられてしまいます。(P74)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3552日)、、、
読んだ本   792冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 190197ページ(1日平均53ページ)


atasinti – 読書メーター
 
 
日本の年金制度はよほどの改悪をしない限り破たんしないということはよくわかりましたが、年金だけでは生きていけないということもまたよくわかりました。
しーゆー。
 

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