2020年11月の読書のまとめ

4ヶ月連続2000ページ超えとはならず・・・

11月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:1656
ナイス数:0

スーパーリッチ ――世界を支配する新勢力 (ちくま新書)スーパーリッチ ――世界を支配する新勢力 (ちくま新書)
読了日:11月29日 著者:太田 康夫
愛と性と存在のはなし (NHK出版新書)愛と性と存在のはなし (NHK出版新書)
読了日:11月23日 著者:赤坂 真理
ゲノム編集の光と闇 (ちくま新書)ゲノム編集の光と闇 (ちくま新書)
読了日:11月18日 著者:青野 由利
国家の怠慢 (新潮新書)国家の怠慢 (新潮新書)
読了日:11月12日 著者:高橋 洋一,原 英史
伊勢物語 在原業平 恋と誠 (日経プレミアシリーズ)伊勢物語 在原業平 恋と誠 (日経プレミアシリーズ)
読了日:11月07日 著者:髙樹 のぶ子
ぐるぐる博物館 (実業之日本社文庫)ぐるぐる博物館 (実業之日本社文庫)
読了日:11月03日 著者:三浦 しをん
女たちの本能寺 (祥伝社新書)女たちの本能寺 (祥伝社新書)
読了日:11月02日 著者:楠戸義昭

読書メーター


~ ここ2年間の読書量の推移 ~



どれだけ読んだかよりも何を読んだかが重要だということは重々承知。
でも何を読んだかと威張れるような本は読んでいないことも重々承知。
しーゆー。

スーパーリッチ


スーパーリッチ ――世界を支配する新勢力 (ちくま新書) | 太田康夫 | Amazon


上位1%のビリオネアが富の50%を支配し、コロナ禍でさらに格差が広がっている。知られざる彼らの素顔と動向を明らかにする。行き過ぎた分断社会の行方は・・・

~ もくじ ~

はじめに
第一章 超富裕層時代の到来
第二章 スーパーリッチ(富裕層)の新潮流
第三章 作られる新貴族文化
第四章 危うさはらむ新格差社会
おわりに 目立ちすぎた格差がもたらす新秩序の模索
主な参考文献


~ なるほどな一文 ~

ネットは大衆を基盤にしたメディアで貧者の声を伝える重要なツールではあるが、実態はごく一部の富裕層が牛耳る世界で、貧者の声の自由を永遠に保証しているわけではない。(P212)




これで、、、2007年07月13日以降(4889日)、、、
読んだ本   1069冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ  259870ページ(1日平均53ページ)

atasinti – 読書メーター


今の格差拡大はどうにかなるのか、、、
このままでは、どこかでとんでもないどんでん返しが待っていたりしないのか・・・
しーゆー。

愛と性と存在のはなし


愛と性と存在のはなし (NHK出版新書) | 赤坂真理 | Amazon


巷間言われる「LGBTQをはじめとする性的マイノリティの多様性を認めよう」ではなく、「そもそも性的マジョリティなど存在しない」という立場からセクシュアリティとジェンダーをめぐる言説をあらためて見直すと、この社会の本当の生きづらさの姿が見えてくる――。

~ もくじ ~

はじめに
序章 マジョリティという幻
第一章 敗戦と父の不在
第二章 女性優位の言語空間
第三章 草食男子とは何者か
第四章 愛の不在、性の不在
第五章 未だ言葉がない苦しみのための言葉
終章 女と男から生まれた、すべての存在に


~ なるほどな一文 ~

この本では、できるだけ、今流通している用語を疑ってみることにした。たとえば、「セクシャル・マイノリティ」「性的多様性」「セクハラ」「性同一性障害」「性自認」「性指向」「LGBT」など。
すると驚いたことに、その用語に隠されて、かえってわからなくなっていることが多いのにも気が付いた。今、そういった用語に対して、本当はわかっていないのに、わかったふりをしなければいけない、と多くの人が感じていることも。(P4)


~ もう一つなるほどな一文 ~

しかしなんであろうと、自分の「異常」や「症状」は、自分を助けるために現れる。(P234)




これで、、、2007年07月13日以降(4883日)、、、
読んだ本   1068冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ  259637ページ(1日平均53ページ)

atasinti – 読書メーター



百人いれば百通りの愛と性の形がある。それを「性同一性障害」などの言葉で型に嵌めようとしても無理がある。
性転換しても男は女に、女は男になれるわけではない、持って生まれた全身の体の中の精神経路の違いがあるのだから。
自分自身のことを語っているだけに生生しい真実がそこにある。
いろいろ考えさせられる本でした。
しーゆー。

ゲノム編集の光と闇


ゲノム編集の光と闇 (ちくま新書) | 青野 由利 | Amazon


「ゲノム編集」という最先端の生命科学技術とそれが抱える倫理的問題について、基礎から解きほぐして紹介。

~ もくじ ~

はじめに
序 章 遺伝子組み換えの夜明け
第1章 クリスパー誕生物語
第2章 人工の遺伝子編集ツールを作る
第3章 遺伝子治療をこう変える
第4章 ヒト受精卵を編集する
第5章 種を「絶滅」に導く遺伝子ドライブの脅威
第6章 古代人の再生は可能か
終 章 そこにある「新世界」は素晴らしいか
おわりに
主な引用・参考文献


~ なるほどな一文 ~

新しい技術が定義する懸念には、まず、公的資金で研究する科学者が、できるだけ早く、最善の規則を見出すことが大事だ。企業の科学やが研究を先導するようになったら、もう遅い(P32)


~ もう一つなるほどな一文 ~

遺伝子の総体が過去の人類からの貴重な遺産であることを考えると、疾患の原因となる遺伝子を次世代に伝えないという選択よりも、疾患によるハンディキャップを受け入れられる社会を構築すべきであるとの考えもあり、広く社会の慎重な議論が必要である。(P221)




これで、、、2007年07月13日以降(4878日)、、、
読んだ本   1067冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ  259390ページ(1日平均53ページ)

atasinti – 読書メーター



「ゲノム編集」についてとてもわかりやすい本です。
すごい技術です。そして使い方を誤ると恐ろしい世界に・・・
中国で遺伝子編集ベビーが誕生?
倫理なんて関係ないって感じの中国では、すでにやっちゃってるんだなぁ、、、
しーゆー。

国家の怠慢


国家の怠慢 (新潮新書) | 高橋 洋一, 原 英史 | Amazon


すべては怠慢のツケである――医療は崩壊寸前にまで追い込まれ、オンラインを使った診療・授業は機能せず、政府の給付金さえスムーズに届かない。新型コロナウイルスは、日本の社会システムの不備を残酷なまでに炙り出した。それは、政治、行政、マスコミの不作為がもたらした当然の結果でもあった。これまで多くの改革を成し遂げてきた財務省と経産省出身の二人のエキスパートが、問題の核心を徹底的に論じ合う。

~ もくじ ~

はじめに
第1章 コロナで見えた統治システムの弱点
第2章 間に合っていたはずの規制改革
第3章 なぜ役人は行革を嫌がるのか
第4章 モリカケ問題と前川さん、佐川さん
第5章 毎日新聞の「スクープ」で考える報道と国会
第6章 マスコミ報道に未来はあるのか
第7章 産業が丸ごとなくなる時代に
おわりに


~ なるほどな一文 ~

日本では、各種の雄姿機や会議のメンバーはあくまで有識者。政策決定にかかわる経験はない人が大半です。そうした人たちにいろんな意見を言ってもらいながら、コンセンサスを形成し、最終的に政府の方針にお墨付けを与えてもらうというぷろせすは、平時なら機能しますが、緊急時にはそんなことをやっていられない。緊急時に専門知見をもって行政的対処のできる人材の層は厚くしておく必要があると思います。(P23)


~ もう一つなるほどな一文 ~

ですから、国会は新聞よりも、もっとひどい状態。他人を貶めようと思ったら、虚偽でもなんでも言いたい放題。一般社会なら名誉棄損として犯罪になったり損害賠償請求を受けることでも、何ら咎められません。世の中で一番劣悪なフェイクニュース製造機関が国会、次にひどいのが新聞です。(P144)




これで、、、2007年07月13日以降(4872日)、、、
読んだ本   1066冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ  259150ページ(1日平均53ページ)

atasinti – 読書メーター



これは面白い。
さすがは元官僚さんだけあって、中にいた方々だけに、あれもこれもよくわかっていらっしゃる。
日本でなぜ行政改革が進まないのか、日本のマスコミはなぜダメダメなのか、モリカケ問題の本質は何で、なぜあんな風に騒がれることになったのか、日本のコロナ対応が後手後手のわけは・・・とてもよくわかります!
しーゆー。

伊勢物語 在原業平 恋と誠


伊勢物語 在原業平 恋と誠 (日経プレミアシリーズ) | 髙樹 のぶ子 | Amazon


『小説伊勢物語 業平』の著者が在原業平の生き方の中に平安貴族の誠の「雅」を見ます。

~ もくじ ~

はじめに
平安時代の業平を理解するために
第一章 高貴なるものの責務ーーノブレス・オブリ-ジュ
第二章 女性からの気づき
第三章 禁じられた恋、そして和歌を広める同志へ
第四章 男たちとの関係ーー人間的にも認められ、信頼される
第五章 巻き込まれた結果
おわりに


~ なるほどな一文 ~

いまは結婚すればそれが正しい男女で、結婚していながら浮気などすれば、悪者として異常な叩かれ方をします。その判断の裏には、正邪の判断が動いているのです。こっちは正しく、あっちは間違っているのだと。
この正邪の感覚ほど「雅」と遠いものはありません。(P20)


~ もう一つなるほどな一文 ~

どうしようもないものを、急ぎどうにかしようとして無理するのではなく、恨まず怒らず、ともかく離れる。それを現代の出家と呼んでみてはどうでしょう。(P100)




これで、、、2007年07月13日以降(4867日)、、、
読んだ本   1065冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 258942ページ(1日平均53ページ)

atasinti – 読書メーター



私は『小説伊勢物語 業平』は読んでいませんが、とにかくこの本は、全編、在原業平への愛で溢れています。
しかし私はやっぱり、在原業平は平安時代のスケベなプレイボーイであり、和歌はそのための彼の武器だったんじゃないかと思います。
しーゆー。

ぐるぐる博物館


ぐるぐる博物館 (実業之日本社文庫) | 三浦 しをん | Amazon


博物館が大好きな著者が、まじめに、ときに妄想を膨らませつつお宝や珍品に迫る。

~ もくじ ~

はじめに
第1館 茅野市尖石縄文考古館
第2館 国立科学博物館
第3館 龍谷ミュージアム
第4館 奇石博物館
第5館 大牟田市石炭産業科学館
第6館 雲仙岳災害記念館
第7館 石ノ森萬画館
第8館 風俗資料館
第9館 めがねミュージアム
第10館 ボタンの博物館
ぐるぐる寄り道 熱海秘宝館、日本製紙石巻工場、岩野市兵衛さん
おわりに
文庫版あとがき
解説 梯久美子


~ なるほどな一文 ~

博物館は基本的に「過去」を展示する場所だと思うが、それは死んで冷たくなった「過去」ではなく、いまも生きつづけ、熱い生命と思いを宿している「過去」なのだ。(P78)




これで、、、2007年07月13日以降(4863日)、、、
読んだ本   1064冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 258750ページ(1日平均53ページ)

atasinti – 読書メーター


博物館はどこもワクワクする場所です。
紹介された博物館の中では、私はまだ国立科学博物館にしか行ったことがありません。
どこも行ってみたい所ばかりです!
しーゆー。

女たちの本能寺


女たちの本能寺 (祥伝社新書) | 楠戸義昭 | Amazon


織田信長、明智光秀と関係がある7人の女性の物語。

~ もくじ ~

序 章 光秀と信長と七人の女
第一章 濃姫ーー織田家の運命を引き寄せた信長の正室
第二章 熙子ーー光秀の妻。夫の死を知って発揮した行動力とは
第三章 御妻木ーー”本能寺”の引き金となった光秀の妹
第四章 お鍋の方ーー信長の霊を弔う、もう一人の妻
第五章 お市の方ーー信長・光秀・秀吉に翻弄された生涯
第六章 細川ガラシャーー光秀の娘が背負った、父の十字架
第七章 春日局ーー光秀の姪孫が江戸城大奥に君臨するまで
あとがき
主要参考文献




これで、、、2007年07月13日以降(4862日)、、、
読んだ本   1063冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 258446ページ(1日平均53ページ)

atasinti – 読書メーター


この本を読んで、あらためて熙子さんがよか嫁だったことがわかりました。
そして、今年の大河ドラマでほんわかな雰囲気の熙子さんを演じている木村文乃さんがまさにはまり役だったんだなあl、としみじみと思う今日この頃。
しーゆー。

2020年10月の読書のまとめ

3か月連続で2000ページ超え!

10月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:2356
ナイス数:0

怖い仏教 (小学館新書)怖い仏教 (小学館新書)
読了日:10月29日 著者:平野 純
「池の水」抜くのは誰のため?~暴走する生き物愛 (新潮新書)「池の水」抜くのは誰のため?~暴走する生き物愛 (新潮新書)
読了日:10月26日 著者:小坪 遊
正義を振りかざす「極端な人」の正体 (光文社新書)正義を振りかざす「極端な人」の正体 (光文社新書)
読了日:10月21日 著者:山口真一
ここはウォーターフォール市、アジャイル町 ストーリーで学ぶアジャイルな組織のつくり方ここはウォーターフォール市、アジャイル町 ストーリーで学ぶアジャイルな組織のつくり方
読了日:10月19日 著者:沢渡 あまね,新井 剛
ウンコはどこから来て、どこへ行くのか ――人糞地理学ことはじめ (ちくま新書)ウンコはどこから来て、どこへ行くのか ――人糞地理学ことはじめ (ちくま新書)
読了日:10月18日 著者:湯澤 規子
夫のLINEはなぜ不愉快なのか (文春新書)夫のLINEはなぜ不愉快なのか (文春新書)
読了日:10月16日 著者:山脇 由貴子
ゼロからわかるエジプト神話ゼロからわかるエジプト神話
読了日:10月14日 著者:かみゆ歴史編集部
ゼロからわかるインド神話ゼロからわかるインド神話
読了日:10月10日 著者:かみゆ歴史編集部
嘘と孤独とテクノロジー 知の巨人に聞く (インターナショナル新書)嘘と孤独とテクノロジー 知の巨人に聞く (インターナショナル新書)
読了日:10月05日 著者:吉成 真由美
韓国の若者-なぜ彼らは就職・結婚・出産を諦めるのか (中公新書ラクレ (701))韓国の若者-なぜ彼らは就職・結婚・出産を諦めるのか (中公新書ラクレ (701))
読了日:10月01日 著者:安宿 緑

読書メーター


~ ここ2年間の読書量の推移 ~



どれだけ読んだかよりも何を読んだかが重要だということは重々承知。
でも何を読んだかと威張れるような本は読んでいないことも重々承知。
しーゆー。

怖い仏教


怖い仏教 (小学館新書) | 平野純 | Amazon


ブッダはどんな人生を歩んだのか、ブッダが生きていた頃の、死体置き場の死体が腐って骨だけになり、さらに骨も砕けるまで眺め続けるような修行をしていた彼の教団はどんな団体で、そこにはどんな弟子たちがいたのか。

~ もくじ ~

はじめに
第1章 異端ブッダの誕生
第2章 「無上の教え」の真相について
第3章 ブッダはなぜ妻を捨てたか?
第4章 教祖ブッダの「コワイ教え」
第5章 ブッダのあぶない弟子たち
第6章 祇園精舎はスキャンダル天国
第7章 日本仏教の正体
おわりにー『陽物涅槃図』の語るもの




これで、、、2007年07月13日以降(4858日)、、、
読んだ本   1062冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 258214ページ(1日平均53ページ)

atasinti – 読書メーター



死後の世界?そんなわかるはずがないことを考える暇があったら修行しろと言っていたというブッダ。
今の日本の仏教とは180度異なる教えがそこにあります
そして、ブッダ本人の女性に対する嫌悪感、性的なことに対する嫌悪感が色濃く出ていたことがわかります。
面白い本でした。
しーゆー。