漫画の未来

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Amazon.co.jp: 漫画の未来 明日は我が身のデジタル・ディスラプション (光文社新書, 1298) : 小川 悠介
漫画が大転換期を迎えている。新型コロナ禍に娯楽のオンライン化が進み、韓国発祥のスマホ向け漫画「ウェブトゥーン」が急成長。その市場規模は今後5年で日本漫画の約5倍に達すると予測される。

~ もくじ ~
はじめに
第1章 大波
 1節 経済危機下の韓国で誕生、次世代漫画ウェブトゥーン
 2節 ついに日本上陸、第一次ブームの光と影
 3節 コロナ禍に人気再燃、巣ごもり消費が追い風に
 4節 ネイバーとカカオの因縁対決、激しい火花散る
第2章 油断
 1節 巻き返しへ、国内出版社が「タテ」に本格参入
 2節 新たな巨大経済圏、異業種企業が続々と集結
 3節 期待先行に危うさも、懐疑論くすぶる3つの理由
 4節 紙離れで週刊誌は絶滅寸前、曲がり角の漫画大国
第3章 工場
 1節 線画、着彩、背景——分業システムで効率化磨く
 2節 令和のゴールドラッシュ、日本で広がるスタジオ設立
 3節 さよなら「やりがい搾取」、報酬体系を明瞭に
 4節 トラブル多発の制作現場、募る苛立ちに悲観の声も
第4章 覇権
 1節 舞台は世界——仏にこぞって攻勢、米国で大型買収も
 2節 海外進出に高い壁、日本漫画が直面する厄介な問題
 3節 驕れる人も久しからず、家電・半導体敗戦の再来か

巻末インタビュー
 ①Z世代向けの「新しいエンタメ」(レッドセブン・李泫錫氏)
 ②少子化への危機感、市場成長を後押し(京都精華大・具本媛氏)
 ③日本漫画にない「単純な面白さ」が魅力(スタジオズーン・村松充裕氏)
あとがき
主な参考文献




これで、、、2007年07月13日以降(6086日)、、、
読んだ本   1305冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 331169ページ(1日平均54ページ)
atasinti – 読書メーター



日本の漫画はもう古い、これからは韓国発祥の縦読み漫画「ウェブトゥーン」の時代だ。
みんなスマホでウェブトゥーンを読む時代になるのだ。
日本の漫画は、家電や半導体と同じ道を歩むのだ。
という本。
はたしてホントに、分業され大量生産されるウェブトゥーンが日本の漫画文化を脅かす存在になるのでしょうか?
工場で作られる製品と漫画のようなクリエイティブな作品を同じように考えるのはちょっと違う気もします。
とはいえ、ウェブトゥーンがどんなものかがよくわかる本ではありました。
しーゆー。

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