なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか

日本にはいろいろな神社があるけれど、それぞれの神社に祀られている神はどんな神なのか、なぜその神が祀られているのか、なかなか興味深い。
古事記日本書紀に出てくる神話の神だけではなく、海外から伝来の神もあるし、菅原道真のように人が祀られていることもある。そして人の場合はそのほとんどが祟りを鎮めるために祀られていたのがいつのまにかその内容が変化して、たとえば道真さんの場合は学問の神になったりしている。

うちの近所の諏訪神社には常駐の神主さんがいなくて、川向うの熊野神社の神主さんが兼任していると聞きました。お寺では宗派が異なるお寺の住職さんを兼任するなどあり得ませんが、なぜ神社ではそれがOKなのかもなんとなくわかった気がします。

クリスマスには街のあちこちにツリーが飾られている日本ですが、日本人にとっては、いまやサンタもイエスキリストも八百万の神の中の一人なのかも・・・

~ もくじ ~

はじめに
序章 日本の神々と神社
第1章 八幡
第2章 天神
第3章 稲荷
第4章 伊勢
第5章 出雲
第6章 春日
第7章 熊野
第8章 祇園
第9章 諏訪
第10章 白山
第11章 住吉
おわりに

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

神社には、社殿と広大な境内地があるだけである。仏教の各宗派では、宗祖の経てきた宗教家としての生き方が語られ、そこに信仰が具体的に示されているが、神道ではそうしたことがない。(P294)

 
 
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book20131227
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