ふしぎなキリスト教 (講談社現代新書)
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橋爪 大三郎 大澤 真幸
講談社
売り上げランキング: 1277
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キリスト教とはどんな宗教なのか。
キリスト教徒はどんな考え方・生きたかをしている人たちなのか。
ということがよくわかる本。
いや、ちょっと違う、、、
キリスト教がわれわれ日本人にはなんでわかりにくいのか、
ということがよくわかる本。
なぜキリスト教圏から産業革命や資本主義が生まれたか、というあたりは中々面白い。
最後の方は哲学的でちょっと退屈。
~ もくじ ~
まえがき
第1部 一神教を理解する - 起源としてのユダヤ教
第2部 イエス・キリストとは何か
第3部 いかに「西洋」をつくったか
あとがき
文献案内
~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)
マルクス主義の資本主義批判を参考にすると、一神教の偶像崇拝批判がよくわかる。(P89)
~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)
そして結婚にも介入した。結婚は本来、世俗のことがらで、キリスト教と関係なかったんですけども、教会は何百年もの長い時間をかけて、それを秘蹟(サクラメント)だということにした。教会が認める結婚が、正式な結婚になった。(P266)
これで、、、2007年07月13日以降(1553日)、、、
読んだ本 287冊 (1日平均0.19冊)
読んだページ 65041ページ(1日平均41ページ)
読書メーター – atasinti
物事の見え方って、角度を変えると全然違ったものに見えてくるものですね。
何を持って真実と語ったらよいのかわからなくなるわ。おもしろくもあり、はて?と立ち止まったり・・。
お父さんの独り言を見てるとよくそのことを思います。
正式な結婚・・うーん。
日本ではどうなのかな?
sweepさん、コメントありがとうございます。
この本を読んで、
「えぇ~、キリスト教徒の人々って、こんなこと考えて生きているの?信じられない!」
ということがあり、そしてソコがまさにキリスト教がキリスト教であるところであると知り、びっくりです。
自分が思い描いていたキリスト教のイメージとはかなり違いました。