甘い生活

甘い生活 (講談社+α文庫)
島地 勝彦
講談社
売り上げランキング: 70,095

「甘い生活」と聞くと、弓月光さんによる下着メーカーに勤務する男性が主人公のマンガを思い描くおとうさんですが、この本は弓月光さんの「甘い生活」とはまったく関係ございません。
この本に出てくる「甘い生活」とは1960年公開のイタリア映画のことでしたが、おとうさんはその映画を知りません。
と言っても、この映画のことが出てくるのは、この本の中の1話だけ、それもちょびっとだけです。

週刊プレーボーイの編集長をしていた島地勝彦さんのエッセイ。
良く言えば、カッコよく面白い話がいっぱい、悪く言えばくだらない話がいっぱい。
ただ、言葉の端々に「俺ってカッコいいだろ?」「俺ってダンディだろ?」という気持ちがにじみ出ていて、ちょっと辟易しちゃう部分も。
半分はウイスキーの話か葉巻の話かゴルフの話で、結局この世代にとってのダンディーな生き方って言うのは、葉巻をくゆらせながらウイスキーのうんちくをたれ、ゴルフのスコアを自慢するってことだったんだなぁ、などと思ったおとうさんなのでした。

この本の中で、もっとも洒落たお話は、塩野七生さんのまえがきかもしれない。

~ もくじ ~

島地さんと私 塩野七生
人生は冥途までの暇つぶし
元気に生き抜くことが正義である
  :
(省略)
  :
一つ屋根の下で暮らすと、オスとメスの関係は消滅する
人生は恐ろしい冗談の連続である
あとがき

 
 

これで、、、2007年07月13日以降(3085日)、、、
読んだ本   686冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 163147ページ(1日平均52ページ)

book20151222
atasintiさんの読書メーター
 

インバウンドの衝撃

インバウンドの衝撃 外国人観光客が支える日本経済 (祥伝社新書)
牧野 知弘
祥伝社
売り上げランキング: 38,540

外国人観光客に高い期待を持ち、もっともっと外国人観光客を呼び込むためにはどうすればいいか、おらが村にはちっとも外国人が来てくれないのはなぜなのか、どうすれば外国人観光客がおらが村にもきてくれるのかという本。
オランダ村とかスペイン村とかを作るのではなく、日本村をつくればいいと言うのは中々面白い。
しかし、ここまで外国人に媚びる必要はないのではないかと言う気も、、、
それにしても、大阪のホテルの高騰はなんとかしてほしい。
 
~ もくじ ~

はじめに ここはニッポン? 外国語が飛び交う銀座・中央通り
第一章 増加が止まらない訪日外国人客
第二章 ホテル業界の異変
第三章 訪日外国人客の日本での生態
第四章 受け入れ側の課題と解決策
第五章 地方創生の切り札として
第六章 日本再生の切り札として
おわりに 真の観光立国を目指して

~ なるほどな一文 ~ (リンクはinbookの該当セリフのページ)

「なんか、最近ガイジン増えたよね」
という会話ではなく、街を歩く外国人と積極的に会話する、道を教えてあげる、そんな一つ一つの行動から国際交流・相互理解は生まれるのです。(P234)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3081日)、、、
読んだ本   685冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 162827ページ(1日平均52ページ)

book20151218
atasintiさんの読書メーター
 

創造的脱力

創造的脱力 かたい社会に変化をつくる、ゆるいコミュニケーション論 (光文社新書)
若新 雄純
光文社 (2015-11-17)
売り上げランキング: 14,715

この本を読んでまず思う浮かんだ言葉が、この本には出てきませんが、「ゆるふわ」です。
そうだ、時代は今、「ゆるふわ」を求めているのか。

日本がなぜ高度経済成長を遂げることができたのか、
そんな日本がみんながそこそこ裕福になり一億総中流とか言われ出してから以降、なぜ停滞してしまったのか、
そしてなぜ、日本からはスティーブ・ジョブスのような人物が現れないのか、
なんとなくわかったような気がします。
「答え」がないところからしか、「答え」を求めないところからしか、新しいものは生まれない。

鯖江市のJK課が成功して、福岡市のカワイイ区が失敗した理由も見えてきます。

こうして考えると、ヘビーメタルという重た~い音楽にかわいいというゆるいものをぶっつけたBABYMETALが、日本よりも欧米で評価されていると言うのもなんとなくわかる気がします。

今の私たちに必要なのは「ゆるふわ」なのです。
 
~ もくじ ~

序 章 破壊しないで、「脱力」する
第一章 「グラデーション」をつくる -自意識過剰で偏屈な僕の、研究と実験
第二章 JKが主役の、ゆるいまちづくり
第三章 ニートだけの、ゆるすぎる会社
第四章 ズレた若者たちの、いろいろな就職
終 章 かたい社会に変化をつくる
あとがき

~ なるほどな一文 ~ (リンクはinbookの該当セリフのページ)

「ゆるい」関わり合いの本質は、放置や放任ではありません。一緒に考えて、悩んで、楽しんで、一緒に「新しい何か」をつくっていくという供創のプロセスです。(P98)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはinbookの該当セリフのページ)

僕たちは今、経済規模の拡大や生活水準の向上を目指してがむしゃらに頑張ることよりも、一人ひとりがもつ微妙な違いや複雑な多様さをお互いに認め合い、引き出し合い、そして活かし合っていくための「やわらかさ」や「しなやかさ」を必要としているのではないでしょうか。(P221)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3070日)、、、
読んだ本   683冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 162352ページ(1日平均52ページ)

book20151210
atasintiさんの読書メーター
 

悪いのは誰だ! 新国立競技場

悪いのは誰だ!  新国立競技場 (扶桑社新書)
上杉 隆
扶桑社
売り上げランキング: 163,224

新国立競技場の迷走劇の裏には三つの利権に群がる人々が。
そもそもがザハさんを選定したデザインコンペが設計者を選定するコンペではなく、設計監修者を選定するコンペだったって、何だそれっていう感じだし、そうだとしても、普通に考えれば、設計監修者に選定されたザハさんがその下の設計者を選定して契約するものだと思うが、なんとザハさんとの契約よりも前に設計会社と契約されていたとか、ほんとにわけがわからない!
そして、これだけの問題と税金の無駄遣いをしておきながら、誰ひとり責任をとっていない。
このままでは次も同じじゃないのか?
森さんをはじめ、関係していた人みんなに退陣してもらうしかない?
 
~ もくじ ~

第1章 迷走の序曲~すべてはスキー場から始まった
第2章 1つ目の利権~ラグビー利権
第3章 2つ目の利権~JSC利権
第4章 3つ目の利権~東京都利権
第5章 不可解なデザインコンペ
第6章 新国際競技場問題、悪いのは誰だ!
あとがき

~ なるほどな一文 ~ (リンクはinbookの該当セリフのページ)

だが、東京が新たなスタートを切るには、ザハ案の新国際競技場建設に携わった人物には全員退場してもらわなければならない。森組織委員会会長などは『どこに責任があるかは難しい問題。全体で負わなきゃならない』と明言したのだから、善人で責任をとって速やかに退陣していただこう。(P184)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3070日)、、、
読んだ本   683冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 162352ページ(1日平均52ページ)

book20151207
atasintiさんの読書メーター
 

負ける技術

負ける技術 (講談社文庫)
カレー沢 薫
講談社 (2015-10-15)
売り上げランキング: 6,126

マンガ家のカレー沢薫さんのコラム集。
タイトルに技術とありますが、テクニック本ではありませんし、自己啓発本でもありません。
カレー沢さんが自身の半生について自虐的に自虐的に自虐的に自虐的に語ります。
しかし、考えてみれば、カレー沢さんは、それは友だちいなかったりニートだったりしたことがあったとはいえ、OLを続けながらも連載を持ったマンガ家だし、結婚もしているし、なんだかんだ言っても、どちらかといえば、「勝組」にはいる人なんですよね。
もっとも、私は、この「勝組」とか「負け組」という言い方は好きではありません。
人生は勝ち負けではない。
他人と勝負する必要はなく、何をすれば幸せを感じられるか、何をすれば楽しいと感じられるか、それがその人の生きる道だと思います。

~ もくじ ~
省略

~ なるほどな一文 ~ (リンクはinbookの該当セリフのページ)

しかしネットに作品を載せたからといって、すぐに千客万来、絶賛の嵐、などということはまずない。1ヶ月間訪問者が自分のみ、ということもよくあることだ。つまり無理失理周囲に作品を見せていた暴力性が、誰も見てない作品を延々描き続けてネットに載せるという変態性にシフトしたにすぎない。(P41)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはinbookの該当セリフのページ)

痛い歴史を総称して「黒歴史」と呼ぶが、さらにその上を行くのが「無歴史」である。良いも悪いも思い出自体が皆無であり、死ぬ前に見るという走馬灯すらたった2秒で終了するため尺が足りず、臨終の瞬間までその2秒をループするしかない。それが真の非リア充、非リア神の生涯である。(P276)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3066日)、、、
読んだ本   682冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 162153ページ(1日平均52ページ)

book20151203
atasintiさんの読書メーター
 

2015年11月の読書のまとめ

11月は目標の2000ページに1冊分くらい足りず、、、
まぁ、こんなもんかな。

2015年11月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1744ページ
ナイス数:0ナイス

逃亡日記 (NICHIBUN BUNKO)逃亡日記 (NICHIBUN BUNKO)
読了日:11月26日 著者:吾妻ひでお
名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)
読了日:11月21日 著者:中野京子
女子御三家 桜蔭・女子学院・雙葉の秘密 (文春新書)女子御三家 桜蔭・女子学院・雙葉の秘密 (文春新書)
読了日:11月18日 著者:矢野耕平
池上彰の「日本の教育」がよくわかる本 (PHP文庫)池上彰の「日本の教育」がよくわかる本 (PHP文庫)
読了日:11月14日 著者:池上彰
あぶない一神教 (小学館新書)あぶない一神教 (小学館新書)
読了日:11月11日 著者:佐藤優,橋爪大三郎
絶望の国の幸福な若者たち (講談社+α文庫)絶望の国の幸福な若者たち (講談社+α文庫)
読了日:11月6日 著者:古市憲寿

読書メーター
book201511-1
 
 
ここ2年間の読書量の推移

book201511-2
book201511-3
 
 
読書メーターに登録した2007/7以降の月別1日当りの平均読書ページ数

book201511-4
 

逃亡日記

逃亡日記 (NICHIBUN BUNKO)
逃亡日記 (NICHIBUN BUNKO)

posted with amazlet at 15.11.26
吾妻 ひでお
日本文芸社
売り上げランキング: 3,087

吾妻ひでおさんが、編集者のインタビューを受ける形で、子どもの頃のこと、漫画家デビューした頃のこと、失踪していた頃のこと、アル中で入院していた頃のこと、「失踪日記」というマンガで数々の賞をもらった頃のことなどを、淡々と話しています。
吾妻さんは何から逃げていたんでしょうか。
そこにはモノを生み出し続けることの苦しさのようなものが伝わってきます。
週刊誌で何十年も連載を続けている漫画家の人って、いかにすごい人なのかってことがよくわかります。
 
~ もくじ ~

口絵 失踪の地を行く&妄想★劇場
MANGA 受賞する私
Chapter1 失踪時代
Chapter2 アル中時代
Chapter3 生い立ちとデビュー
Chapter4 週刊誌時代
Chapter5 『不条理』の時代
Chapter6 『失踪日記』その後
MANGA あとがきな私

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3059日)、、、
読んだ本   681冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 161817ページ(1日平均52ページ)

book20151126a
atasintiさんの読書メーター
 

名画で読み解く ハプスブルク家12の物語

名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)
中野 京子
光文社
売り上げランキング: 13,873

世界史もこういう風に読むと面白くてわかりやすい。
そりゃぁ650年も続けばいろんなことがある?
それにしても、親子兄弟でドロドロ血みどろな事件が次から次へと・・・
大きくなり過ぎた故の悲劇なのか。
 
~ もくじ ~

はじめに
ハプスブルク家系図(抄)
序章
第1章 アルブレヒト・デューラー 『マクシミリアン一世』
第2章 フランシスコ・プラディーリャ 『狂女フアナ』
第3章 ティツィアーノ・ヴィチェリオ 『カール五世騎馬像』
第4章 ティツィアーノ・ヴィチェリオ 『軍服姿のフェリペ皇太子』
第5章 エル・グレコ 『オルガス伯の埋葬』
第6章 ディエゴ・ベラスケス 『ラス・メニーナス』
第7章 ジュゼッペ・アルチンボルト 『ウェルトゥムヌスとしてのルドルフ二世』
第8章 アドルフ・メンツェル 『フリードリヒ大王のフルート・コンサート』
第9章 エリザベート・ヴィジェ=ルブラン 『マリー・アントワネットと子どもたち』
第10章 トーマス・ローレンス 『ローマ王(ライヒシュタット公)』
第11章 フランツ・クサーヴァー・ヴィンターハルター 『エリザベート皇后』
第12章 エドゥアール・マネ 『マクシミリアンの処刑』
主要参考文献
あとがき
年表(本文に関連した事項のみ)
本書で取り上げた画家(生年順)プロフィール

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3054日)、、、
読んだ本   680冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 161561ページ(1日平均52ページ)

book20151121
atasintiさんの読書メーター
 

女子御三家

女子御三家 桜蔭・女子学院・雙葉の秘密 (文春新書)
矢野 耕平
文藝春秋
売り上げランキング: 2,484

女子御三家と呼ばれる桜蔭・女子学院・雙葉の3校の実態に迫ります。
と言っても、ほとんど3校の広告のような内容。
3者3様ですが、それぞれいい学校であることは確かです。
しかし、生徒にとって本当によい学校かどうかは、世間の評判や偏差値の高さや有名大学進学率なんかではなく、その学校の校風、雰囲気、方針がその生徒に合っているかどうかだと思います。
自分が通っている学校が楽しくて、そして学校が好きであるならば、御三家をうらやましがったり嫉妬したり引け目を感じたりする必要はなく、胸を張って私の学校は素晴らしい学校だと笑えばよいと思います。
そんなわけで、自分の子どもたちは、本人にとって「いい学校」に通ったんではないかなと思うおとうさんです。

ところで、下記のたとえ話は面白い。
世間が考える御三家

もし道端に空き缶が落ちていたら?
桜蔭生→本や参考書を読むのに夢中で、そもそも空き缶が落ちていることに気づかない。
JG生→友だちみんなで缶蹴りを始める。
雙葉生→神様が自分を試していると感じ、空き缶をそっと拾ってゴミ箱へ捨てに行く。

しかし3校の先生や卒業生のインタビューを通して作者が考える御三家

もし道端に空き缶が落ちていたら?
桜蔭生→すぐさま拾い、ゴミ箱へ捨てにいく。(理系・医系の生徒は、捨てにいく途中で缶に記された原材料や成分をチェックする)
JG生→考え事にふけっていたため、缶が落ちていることにそもそも気づかない。
雙葉生→誰が捨てにいくのかを決めるジャンケン大会が始まる。(ただし、他人が通りかかったら、その人に見せつけるようにそそくさと捨てにいく)

もっとも、3校の生徒を知らないので、それが真実にちかいかどうかはわかりません。 
 
~ もくじ ~

はじめに
序章 女子御三家とはなにか
第1章 桜蔭 圧倒的な東大合格率の理由
第2章 女子学院(JG) 日本一自由な女子校
第三章 雙葉 お嬢様のリアル
終章 女子御三家は終わらない
あとがき

~ なるほどな一文 ~ (リンクはinbookの該当セリフのページ)

無論、私は学校側が何も変わらなくてもよいなどと申し上げるつもりは毛頭ない。より良い学校を目指すためには、変えるべき箇所が幾多もあるはずだ。
でも、それは「改革」「変革」ではなく「修繕」である。「学校」という長い営みの中で育まれた文化はちょっとやそっとでは動かない「重み」を有している。(P214)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3051日)、、、
読んだ本   679冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 161345ページ(1日平均52ページ)

book20151118
atasintiさんの読書メーター
 

池上彰の「日本の教育」がよくわかる本

池上彰の「日本の教育」がよくわかる本 (PHP文庫)
池上 彰
PHP研究所 (2014-05-02)
売り上げランキング: 10,570

池上彰さんが「日本の教育」が抱えている問題について、その体制と移り変わりをもとに解説。
浅く広くではありますが、よくわからなかった教育委員会やPTAのことなど、よくわかります。
ゆとり教育で学力は落ちていなかったのに、その効果が出る前の開始して1年か2年、つまりゆとり教育は1年か2年しか経験していない生徒たちの結果を持ってゆとり教育の結果だと判断してまた違う方向へかじ取りするなど、ちゃんとした懸賞を行なわずに、世論に動かされて場当たり的に方針を変更している実態が浮かびあがってきます。
将来の日本のために、もっともっと子ども全員の育成に国家予算を使うべきなのに、逆の方向へ逆の方向へと向かっているようです。
子どもがいる人はもちろん、子どもがいない人も、自分たちの住む子どもたちが、将来それぞれ働いて税金を納めてくれる大人にならなければ、自分たち自身の未来も危いということを知り、子どもの育成について考えなければならないのです。
今舵を切らなければ、難破してしまうかもしれない。。。
 
~ もくじ ~

はじめに
序 章 「日本の教育」について誤解していませんか?
第1章 学校では教えてくれない「教育の戦後史」① 文部省vs.日教組
第2章 学校では教えてくれない「教育の戦後史」② ゆとり教育vs.詰め込み教育
第3章 教科書 なぜ完成まで六年もかかるの?
第4章 通知表と偏差値 「五段階相対評価」は過去のもの?
第5章 先生 少子化なのに教員不足?
第6章 いじめと道徳 教室で何が起きているのか?
第7章 教育委員会と文部科学省 いったい何をしているの?
第8章 PTA そもそも何のためにあるの?
第9章 給食 教育の一環だって知っていましたか?
第10章 学校制度の新潮流 「公立」も中高一貫校が人気
第11章 教育費と格差 子どもたちにもっと投資を!
おわりに

~ なるほどな一文 ~ (リンクはinbookの該当セリフのページ)

「答えのある問題を正確に解ける人材」よりも、「答えのない問題に対して、自分の頭で考え、自分から行動して正解をつくりあげていく人材」が求められています。(P9)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはinbookの該当セリフのページ)

「政治家が悪い」「いい政治家が出てこないかなあ」と、これまでは政治のせいにしてきましたが、そろそろ政治にたいしたことはできないということがわかってきたのではないでしょうか。
現状に納得できないのであれば、自分たちで変えていくしかないのです。(P257)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3047日)、、、
読んだ本   678冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 161126ページ(1日平均52ページ)

book20151126
atasintiさんの読書メーター