大人も眠れないほど恐ろしい初版『グリム童話』

((((;゚Д゚))

以前読んだ「大人もぞっとする初版『グリム童話』」の第二集ですが、第一集に掲載の話に比べて、かなりエグイ話が多い。
エロイではなくエグイです、、、

~ もくじ ~

まえがき
Ⅰ いばら姫
Ⅱ 悪魔の3本の金の髪の毛
Ⅲ 白雪姫
Ⅳ 強盗のおむこさん
Ⅴ 神様の召し上がりもの
Ⅵ 十二人兄弟
Ⅶ 踊ってすり切れたダンス靴
Ⅷ 歌う骨
Ⅸ 三人軍医
Ⅹ ホレおばさん
参考文献

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

パートナーとの関係がうまくゆかなくなって、疑いや痛み、恐れや虚無感にどれほど苛まれていたとしても、それを解決する鍵は、相手と距離をおくことではなく積極的に近づき、愛を持って接したときに初めて見つかる。たとえ最初は気乗りがしなくても、どちらかが半歩譲って愛のある行為を意図的にしてみる。
すると、冷えて固まっていた関係が溶け出すことがあるのだ、という真理がそこから匂い立ってきます。(P66)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2486日)、、、
読んだ本   528冊 (1日平均0.21冊)
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book20140501
atasintiさんの読書メーター

働かないオジサンの給料はなぜ高いのか

どうもすいません m(_ _)m

なお、この本は働かないオジサンを糾弾する本ではありません。
日本の会社ではなぜ働かないオジサンが生まれるのか、そしてそんな日本の会社では、どう働けばいいのかを指南する本です。

~ もくじ ~

プロローグ サラリーマン人生を一気に駆け抜けることはできない
第1章 オジサンは「同士」を求めている
第2章 「同期」が成果主義を阻む
第3章 若い頃には、常に上司の期待を上回れ
第4章 偉くなる人とうまくやれる人が偉くなる
第5章 「働かないオジサン」はどうすればいいのか
第6章 「終身雇用の正社員」だけが正解じゃない
第7章 自分が働く会社の出世メカニズムを知れ

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

会社での仕事の質が落ちれば、自分のやりたいことの質も劣化する。自分が本気で取り組むことは全人格的なものであって、決して分離はできないからだ。(P214)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

彼らは、新しい道を発見するに際して、自分の能力や人脈、経済的リスクのことを考えがちである。もちろんそれらも重要ではあるが、多くの転身者を取材していて感じるのは、本人の持っている「向き不向き」が決定的だということだ。「リスクよりも向き不向き」「好きなことより向き不向き」だというのが実感である。(P218)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2478日)、、、
読んだ本   526冊 (1日平均0.21冊)
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book20140424
atasintiさんの読書メーター

女のからだ――フェミニズム以後

女のからだ――フェミニズム以後 (岩波新書)
荻野 美穂
岩波書店
売り上げランキング: 20,092

女性解放運動の流れ。現在の生殖技術を巡る議論へと繋がっていく。
なるほど、これは難しい。
男にはそれ以上のことは言えない・・・

~ もくじ ~

はじめに-フェニミズムと女のからだ
第1章 女の健康運動-1970年代のアメリカ
第2章 地球を旅する本-『私たちのからだ・私たち自身』の軌跡
第3章 日本のウーマン・リブと女のからだ
第4章 1980年代の攻防と、その後
第5章 生殖技術という難問
おわりに-女のからだは誰のもの
主要参考文献
図版出典一覧

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

病者がふえていくばかりの社会とは何なのか?実は病んでいるのは社会ではないのか。(P131)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

新しいテクノロジーはひとたび生まれてしまうと、それがまったく知られていなかった時代に戻ることはできない。しかしそれを利用することで得られるメリットとデメリットやリスクについて検討することで、それを使い続けるのかどうかを考え、選択することはできる。これは私たちがつい最近、原子力発電をめぐる苦い経験を通して学んだことでもある。(P244)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2475日)、、、
読んだ本   525冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 121707ページ(1日平均49ページ)

book20140421
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英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄

英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄(祥伝社新書)
ヘンリー・S・ストークス
祥伝社
売り上げランキング: 85

目から鱗。イギリス人に本当の日本の歴史を教わるとは。。。
東京裁判はアメリカのエゴ、慰安婦問題は韓国のエゴが生んだでっちあげ、南京大虐殺は中国のエゴが生んだでっちあげ。日本は、お人よしにも、どうもすいませんでした、などと言っている場合じゃない!
黙っていたら、それが史実になってしまう。

~ もくじ ~

第一章 故郷イギリスで見たアメリカ軍の戦車
第二章 日本だけが戦争犯罪国家なのか?
第三章 三島由紀夫が死を賭して問うたもの
第四章 橋下市長の記者会見と慰安婦問題
第五章 蒋介石、毛沢東も否定した「南京大虐殺」
第六章 『英霊の聲』とは何だったのか
第七章 日本はアジアの希望の光
第八章 私が会ったアジアのリーダーたち
第九章 私の心に残る人々
終 章 日本人は日本を見直そう
解説 加瀬英明

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

日本ではいわゆる「東京裁判史観」が、まかり通っている。日本は「侵略戦争」や「南京大虐殺」を犯した「犯罪国家」であるとレッテルを貼られてしまった。出鱈目な東京裁判や、中国のプロパガンダや、アメリカのウォー・ギルト・インフォメーション戦略(戦争についての罪悪感を植え付ける戦略)によって刷り込まれた「南京大虐殺」という虚構を打破して、戦前の日本はアジアを侵略したのではなく、欧米による植民地支配から、「アジアを解放した」という事実を、世界に訴えるべきだ。(P167)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

日韓、日中関係を歪めてきたのは、日本が卑屈になって、両国に不必要に腰をかがめてきたことが原因だ。日本はこれほど古い歴史と、独自の精神を持っていたはずなのに、アメリカによってすっかり骨抜きにされてしまった。(P232)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2472日)、、、
読んだ本   524冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 121467ページ(1日平均49ページ)
book20140418
atasintiさんの読書メーター

日本の居酒屋文化

日本の居酒屋文化 赤提灯の魅力を探る (光文社新書)
マイク・モラスキー
光文社 (2014-03-18)
売り上げランキング: 4,194

アメリカ人による日本の居酒屋文化論?
いえ、違います。
20年の日本滞在で、日本人以上に日本人の著者が居酒屋の素晴らしさ、楽しさを語ってくれます。
居酒屋の細かな分類に著者のこだわりを感じます。
うー、もうたまらん、ちょっと赤提灯へ・・・

~ もくじ ~

「お通し」-はじめに
第一章 「居酒屋学」の基礎概念
第二章 和風酒場の種類と特徴-赤提灯あれこれ
第三章 和風酒場の種類と特徴-屋台から割烹まで
第四章 <地>の味わい-街から店を捉える
第五章 <場>の味わい-天簿の内外を読み取る
第六章 「人間味」-居酒屋の人々
第七章 自分で穴場を嗅ぎつけよ(実用編)
「また、呑もうね」-おわりに
本文に登場したお店一覧

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

「居酒屋は味と価格だけではない、五感をもって満喫する場所である」というのが私の自論である。さらに、「居酒屋は<味>よりも<人>である」と確信している。(P9)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2471日)、、、
読んだ本   523冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 121215ページ(1日平均49ページ)

book20140417
atasintiさんの読書メーター

スナックさいばら おんなのけものみち 男とかいらなくね?篇

スナックさいばら おんなのけものみち  男とかいらなくね?篇 (単行本)
西原 理恵子
KADOKAWA/角川書店
売り上げランキング: 714

さいばら本はハズレなし。
もっとも、読んだ後には「面白かった」以外のことは残っていないけど(笑

~ もくじ ~

第一章 わたしの上京ものがたり
第二章 男だらけの男祭り、開催!女たちにダメ出ししてください。
第三章 うちのオカンのイタイ話
第四章 オーバー50の方たちに聞きたい。結局、女のシアワセって何ですか
第五章 ワタシにも言わせて!この世でいちばん大事なおカネの話
あとがき

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

責任をとりたくない人は、決まりを守るのが好きですよね。何があろうと「決まりですから」って言ってりゃいいんだもん。「決まりを守る」っていうからいいことみたいだけど、要するに「思考停止」だもんね。それじゃ、社長はできません。(P102)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

おカネは、ホント、人のカオスを見せてくれる。(P300)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2465日)、、、
読んだ本   522冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 120971ページ(1日平均49ページ)
\(^O^)/ 1日平均ページが1ページ増えた!

book20140411
atasintiさんの読書メーター
 
 
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スナックさいばら at 2013.02.27

無茶振りの技術

無茶振りの技術 (日経プレミアシリーズ)
高城 幸司
日本経済新聞出版社
売り上げランキング: 54,031

無茶振りしても感謝される人もいれば、嫌われる人もいる。
ということで、どうすればうまく仕事を他の人に振ることができるかについての解説本。
仕事を抱え込むことの弊害と仕事を振ることによる利点についてわかりやすく解説しており、役に立つ話も多いです。

もっとも、この本に出てくるレベルでは、ただ仕事を振っているだけで、「無茶振り」とまでは言わないような・・・
たとえば、下記のなるほどな一文の一個目に引用した文は、ブラック企業が蔓延っている状況をわかってこの人は書いているのだろうか?

~ もくじ ~

まえがき 仕事は無茶振りで成立している
1章 社長だって仕事を振られている
2章 なぜ、あの人は仕事を抱え込むのか
3章 この「やらされ感」は、どこから来るのか
4章 あえて突然、振ってみる
5章 おいしそうな仕事に加工するための7か条
6章 「何かあったら連絡して」と言ってはいけない
7章 無茶振り上手になる意味
あとがき

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

「自分は、仕事を振られてばかりだ。つまらない」と嘆く人をよくみかけますが、働く機会を与えられるということは、それだけ頼りにされているということ、チャンスを与えられているということです。
働く人間にとって、最も恐れなければいけない状況、それは業種や職種、階層にまったく関係なく、「仕事を干される」ことです。(P26)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

男性は不器用だから、女性から「なぜ私のことが好きなの?」と聞かれたときに、合理的に説明しないといけないと思ってしまいがちですが、それがそもそもすれ違いの始まりだと思います。
「僕は女優の○○がすごくタイプなんだけど、君はちょっと似ていると思うんだよね。それから・・・」なんて説明されると、じょせいだって興ざめしてしまうでしょう。それと同じです。女性としては、「私の気持ちを高める言葉をちょうだい」と思っているだけだったりするのですから。(P132)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2463日)、、、
読んだ本   521冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 120660ページ(1日平均48ページ)

book20140408
atasintiさんの読書メーター

物語 財閥の歴史

物語 財閥の歴史(祥伝社新書)
中野明
祥伝社
売り上げランキング: 64,162

財閥のことが、とってもよ~くわかります。
もっとも、タイトルに「物語」とつけているのだから、たんたんと事実を述べるのではなく、もっとドラマ化したら、より面白いものができたんではなかろうか。

~ もくじ ~

はじめに
第1章 財閥のあけぼの-「三井・住友」のルーツを探る
第2章 財閥と成り上がり者-海坊主・岩崎弥太郎の三菱
第3章 次々と勃興する財閥-あまたいた企業家精神の持ち主
第4章 財閥創始者の共通点-天保世代は財閥への条件か
第5章 財閥観さえいへの道のり-組織の巨大化・多角化
第6章 割拠する財閥の特色-大陸進出と新興財閥の勃興
第7章 大戦景気と財閥の戦略-第好況と大恐慌の中で
第8章 財閥からコンツェルンへ-巨大化するグループとその弊害
最終章 財閥から企業集団へ-「解体」を乗り越えて生き続けたもの
図版出典一覧
索引

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

事業の進歩発達に最も害をするものは、青年の過失ではなくて、老人の跋扈である。(P156)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2461日)、、、
読んだ本   520冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 120452ページ(1日平均48ページ)

book20140407
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日本人に「宗教」は要らない

日本人に「宗教」は要らない (ベスト新書)
ネルケ無方
ベストセラーズ
売り上げランキング: 16,673

日本在住ドイツ人のお寺の住職さんによる日本人の宗教観。
日本人自身よりも日本人の宗教について、というよりも日本人についてよく知っているのではなかろうか。
この本を読んで、あらためて、日本人に生まれてよかったぁ、としみじみ思いました。

~ もくじ ~

はじめに -ドイツ人住職から見た「日本人の宗教観」
第一章 「日本人は無宗教」って、本当? -日本と欧米社会の差異
第二章 ここがすごいよ、日本仏教
第三章 ちょっと不思議な、日本仏教
第四章 もし日本から「仏教」がなくなったら・・・・ -日本人の死生観について
第五章 日本人はなぜキリスト教を信じないのか
第六章 日常生活に役立つ「禅」の教え
あとがき

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

日本人は決して無宗教ではない。日本人は、外国からの様々な物事を受け入れ、カスタマイズし、生活全般に反映している。宗教も同様である。
日本人は「非常に寛容な宗教心」を持っているのだ。(P20)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

しかし、日本でも最近、「絆が大事」「思いやりの心を持とう」と言われるようになった。そう言われなければならない状況こそ、私は問題だと思う。日本人は本来、そういう言葉を口にする必要もなかったのではないだろうか。(P171)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2457日)、、、
読んだ本   519冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 120168ページ(1日平均48ページ)

book20140402
atasintiさんの読書メーター

サバイバル宗教論

サバイバル宗教論 (文春新書)
佐藤 優
文藝春秋
売り上げランキング: 317

元外交官で神学者の著者による、宗教を知ると世界で起きていることの本質が分かるという理論。
神学者が僧侶を前に抗議を行なった内容を一般人にもわかりやすく書き変えたということですが、凡人の私にはちょーーーっと難しい。。。
個々の話はよくわかるのですが、話があっちにとんだりこっちにとんだりして、結局この作者がこの本で言いたかったことは何なのか、さっぱりわからない。。。
タイトルの「サバイバル」とは、「宗教によって生き残る」という意味だったのか、「宗教が生き残るには」という意味だったのかもわからない(^^;

~ もくじ ~

はじめに
第一講 キリスト教、イスラム教、そして仏教
第二講 「救われる」とは何か
第三講 宗教から民族が見える
第四講 すべては死から始まる

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

特定の宗教が寛容であるとか、特定の宗教が強権的であるというレッテルを貼ることは、実証的に見ればすぐに否定される意味のないことです。しかし、そういうことが流通してしまうんですね。重要なのは、相互理解の前提として、相手の側の内在的な論理をつかむことだと思います。(P39)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

今、税と社会保障の一体改革をやっています。元官僚だからわかるのですが、この問題の本質は社会保障にはあまり関係ありません、ただ増税がしたいのです。なぜかというと、官僚、特に財務官僚の国民に対する一種のあきらめ感があるからです。日本の国民は、難しいことはお上に任せて、気に食わないことは文句ばっかり言うと思っているからです。(P222)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2451日)、、、
読んだ本   518冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 119955ページ(1日平均48ページ)

book20140328
atasintiさんの読書メーター