江戸の歴史は大正時代にねじ曲げられた

映画やドラマで描かれる江戸時代の生活風景などは、西部劇を真似して大正時代以降に作られたイメージであり、実際の江戸時代の生活は全然違ったものだったんだよ、ということで、真実の江戸の生活風景について、淡々と説明されておりますが、残念なことに、それがどのようにしてどんな理由でねじ曲げられたのかってことには触れられておりません。

~ もくじ ~ 

はじめに-「チャンバラ」は大正時代に生まれた
第一章 これが本当の江戸庶民の生活
第二章 ビジネスに行政-これが本当の江戸社会
第三章 嘘かまことか-これが江戸の現実
第四章 時代劇の英雄たちの現実
第五章 江戸の歳時記の現実
第六章 関東平野に残る江戸の現実
主要参考文献

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

江戸時代のしきたりで重要なのは、何事も「披露宴」をして、周囲の人々に承認してもらうことだった。(P88)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1276日)、、、
読んだ本   226冊 (1日平均0.18冊)
読んだページ 51384ページ (1日平均40ページ) + 221ページ
(ページ数および下記グラフにページ数が反映されていない本があります。)


読書メーター – atasinti

数学に恋したくなる話

数学に恋したくなる話 (PHPサイエンス・ワールド新書)
秋山 仁 松永 清子
PHP研究所
売り上げランキング: 85953

学校で教える無味感想な数学は数学の本質、楽しさを伝えていない。
ということで数学の本質は何か、数学の楽しさは何かということをこれでもかとわかりやすく詰め込んだ本。
中々面白い。
公式を覚えさせる前に習うべき内容。
 
~ もくじ ~

はじめに
1章 自然と数学
2章 日常生活と数学
3章 社会と数学
4章 技術を支える数理
5章 スポーツと数学
6章 おカネと数学
7章 職人と数学
8章 絵画と数学
9章 音楽と数学
10章 統計と世の中
11章 確率と世の中
12章 江戸の数学
13章 数学
参考文献

 
~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

それは数学の地に一歩足を踏み入れると、そこには千差万別の花々が凛と咲く、ロマン溢れた美しく、とても不思議な世界が広がっていたからだ。(P5)

~ もうひとつなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

サッカーのゴーリネットをなぜ、わざわざ正六角形の網目に変えたのでしょうか?
 丈夫だということも一つの理由かもしれませんが、一番の理由はシュートが決まったとき、正六角形のネットだとボールがふんわりと跳ね返るのでTV中継にうってつけで、歓喜の瞬間が正方形のネットに比べると多少長くなるからだそうです。(P21)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1270日)、、、
読んだ本   225冊 (1日平均0.18冊)
読んだページ 51192ページ (1日平均40ページ) + 221ページ
(ページ数および下記グラフにページ数が反映されていない本があります。)

読書メーター – atasinti

インド人の頭ん中

インド人の頭ん中 (中経の文庫)
冬野 花
中経出版
売り上げランキング: 6909

単身インドに移り住んだという女性が語るインドとインド人。
さすがにインドの中の中まで入り込んだ作者だけあって、
インドの方々がどんなことを考え、どんなことをやるのか、ということがとてもよくわかります。
インドとインド人が好きになる(かもしれない)一冊。
それ以上に作者の冬野花さん、面白い!

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

「無い」ということは無敵である。(P125)

~ もうひとつなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

その場にいる全員が「本当のところ」をわかっていたとしてもなお、表面上のメンツを保ちさえすればオッケー、というところがある文化なのだ。(P236)

 
 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1264日)、、、
読んだ本   224冊 (1日平均0.18冊)
読んだページ 50940ページ (1日平均40ページ) + 221ページ
(ページ数および下記グラフにページ数が反映されていない本があります。)

読書メーター – atasinti