イギリス人アナリストだからわかった日本の「強み」「弱み」

イギリス人アナリストだからわかった日本の「強み」「弱み」 (講談社+α新書)
デービッド・アトキンソン
講談社
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まずはじめに、数値から結論を導き出すのではなく、最初に結論ありきでそれにあう数値を使う日本のマスコミを痛烈に批判。
その通り!
そして日本人が思っている日本の強み・弱み、特に都合のよいデータをもとにした自画自賛は、日本を間違った方向へと導いてしまう。
日本の強み、弱みをWoolly Thinkingではなく、ちゃんと考えることで、
日本が観光大国になるために、必要なことを数値をもとに提言されています。

~ もくじ ~

はじめに
第一章 確かに優秀な「日本人労働者」という強み
第二章 「長い会議が象徴する効率の悪さ」という「伸びしろ」
第三章 「数字を重視しない経営者」という「弱み」
第四章 「面倒くさい文化」は「強み」か「弱み」か
第五章 インテレ層の知的レベル、woolly thinkingの問題
第六章 古いものと新しいものが「共存」しているという「強み」
第七章 「解決能力」と「強すぎる個人主義」
おわりに

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

ただ、そのような「愛国心」があるのであれば、なおさら感情的なデータに惑わされることなく、「数字」などに基づいて事実を客観的に読み解く姿勢が重要になってくるのです。(P187)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

今、日本がすべきは、他国と比較して勝った負けたと胸を張ったりがっかりしたり、一喜一憂することではありません。高度経済成長時代にもてはやされた過去の栄光にひたったりすることでもありません。(P187)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2962日)、、、
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book20150821
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