ANAが大切にしている習慣

ANAが大切にしている習慣 (扶桑社新書)
ANAビジネスソリューション
扶桑社
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出張などで飛行機を利用する際、JALを主に利用するJAL派とANAを主に利用するANA派に分かれますが、私はANA派です。
なるべくどちらか一方を利用した方がマイルが貯まりやすいからですが、JALではなくANAにしたのは特に理由があった訳ではなく、なんとなくです。
ANAにしてよかったと思うこともあれば、JALにすればよかったと思うこともあります。

ところで、何年か前の日経ビジネスで、従業員の満足度No1の会社としてANAが紹介されていました。社員が満足して働くことが、お客さんの満足にもつながるという考え方でした。
そう言えばANAの方々はみんな笑顔で働いているような気がします。

なぜANAの従業員の満足度が高いのか、この本を読んで良くわかりました。
一言で言うと、風通しがとってもよい会社なんですね。
それが高い品質に繋がっている、そしてそれが従業員の満足に、さらにお客さんの満足に繋がっていく。
新入社員でも違和感を覚えたことをためらわずに話せる風土、ミスを責めるのではなく、みんなでそのミスの原因究明と対策を考える風土、そのためミスを隠蔽するなどということはあり得ない。
すばらしいです。

そしてお金や株主の方を向いているのではなくお客さんの方を向いている会社だということも大きいようです。

これからも主にANAを利用させていただきます。
 
~ もくじ ~

はじめに
第一章 ANAは会社ではなく「TEAM」である
第二章 ANAでは人材ではなく「人財」である
第三章 ANAでは「雑談」もコミュニケーションのひとつである
第四章 「TEAM」+「人財」+「雑談」=ヒューマンエラーを防ぐ
第五章 ANAの心~グッバイウェーブ
おわりに

~ なるほどな一文 ~ (リンクはinbookの該当セリフのページ)

そしてこうした失敗事例こそ、エラーの連鎖を食い止める重要なヒントになります。せっかくのヒントがあるのに、叱責したり非難したりするだけでは、原因の究明ができないばかりか、結果的に、それが失敗の連鎖を引き起こすことにもなりかねません。繰り返しますが、「ヒューマンエラー」はどうしても起きてしまうものなのです。(P188)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(3165日)、、、
読んだ本   703冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 167430ページ(1日平均52ページ)

book20160311
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