人事部は見ている。

人事部は見ている。 (日経プレミアシリーズ)
楠木 新
日本経済新聞出版社
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ベールに包まれていて得たいが知れない人事部。
そんな人事部の仕事について、そしてこれからの人事部はどうあるべきかということについて、人事部経験者によって書かれた本。
人事部と言っても会社の規模によってその仕事は大きく異なる。
それにしてもなぜ、人事の人はあんなに偉そうにしているのか、
という疑問には答えていない。。。
仕方ないか、人事の立場の本だから。。。

~ もくじ ~ 

少し長いプロローグ―すべての道は人事に通じる
第一章 人事部は何をやっているのか
第二章 考課と移動の不満の矛先
第三章 社員の「情報」を集めるルール
第四章 人事部員が見た出世の構造
第五章 正義の味方はしっぺ返しを受ける
第六章 曲がり角に立つ人事部
第七章 社員の人生は社員が決める
あとがき

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

就業規則を読み込んでいるのは、人事部と労働組合のメンバーを除いては、会社の経営を批判しようと前のめりになっている社員か何か会社にやましいことがあって解雇などの懲戒処分を受けることを恐れている社員くらいしかもしれない。(P37)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

ここで注意しておくべきは、人事部や各職場の所属長が持っている人事権は、個人や役職者の権利ではなくて、経営権の1つであるということだ。
だから人事権を自分の件減であると錯覚して、部下や後輩に威張り散らしたり、彼らの人生をコントロールできるなどとは決して思ってはいけない。(P146)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1490日)、、、
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