昔の人はよく働いていたっていうのは本当か?

週5日働くのがつらいという人がいます。

週5で働くのがマジで無理って奴たくさんいるよなwwwwww | 2ちゃんねるスレッドまとめブログ – アルファルファモザイク
 
こんな話を聞くと、「最近の若者はまったくもってだらしない。オレたちが若いころは毎日もっともっと働いていたし土曜日も働いていたけど平気だった」などと言う爺さんたちがわさわさと出てきます。
しかし、本当に昔の人は今の人よりも働いていたのでしょうか。
 
ここで考えなくてはいけないのは、仕事が昔に比べて何倍も効率化されているということです。
パソコンの普及やインターネットの登場により、仕事は次々と効率化され、昔は8時間かかっていた仕事を今では4時間でこなせるようになっている、あるいは仕事によっては2時間でこなせるようになっているのです。
それだけ自由な時間ができたか、というとそんなことはなく、8時間かかっていた仕事が4時間でおわるようになったら、仕事の量は倍に、2時間で終わるようになったら仕事の量は4倍に増えているのです。

さらに、もっと細かい所でも、昔は各部署に事務のおねえさんがいて、伝票を渡せば必要な処理を行ってくれていたところがパソコンやネットの普及に伴い、今やそのような仕事を行う事務のおねえさんはいなくなり、自分でパソコンに入力しないと行けなかったりするわけです。

またいろいろなことがシステム化されることによって、手を抜いたり、さぼったりすることが難しい状況に追い込まれていることも考えられます。

そんなわけで、週5で働くのがつらくなったというのは、効率化を求めるあまり、そろそろ人間が行う仕事の許容量を超えるところに来ているのではないかとも思うのです。
今の仕事の質に見合った、柔軟な働き方を考えていく時期にきているのではないでしょうか。

単純に仕事の時間だけで昔と今を比較することはできないのです。
しーゆー。
 
 

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