だからヤクザを辞められない~裏社会メルトダウン (新潮新書) | 廣末 登 | Amazon

離脱届を出しても法律の縛りは厳しく、就職もままならない。
反社排除に過敏な世間に受け入れられない彼らの行き着く先は、
それでも辞めた者、辞めきれず元に戻った者、暴力団を嫌い半グレになった者……。

～　もくじ　～

はじめに
第一章 暴力団離脱者の実態
第二章 元暴アウトローの誕生
第三章 現役幹部と離脱者の胸中
第四章 暴排条例が生んだ「半グレ」
第五章 離脱支援こそが解決への道
おわりに

～　なるほどな一文　～

暴力団排除に対する無知や無関心が引き起こす「風紀委員が跋扈する社会」というオモテ社会の問題。追い詰められ社会に牙をむく暴力団員、行き場のない大量の暴力団離脱者から転じた元暴アウトローや、新興の犯罪集団である半グレが暗躍するウラ社会の問題。(P63)

これで、、、2007年07月13日以降(4993日)、、、
読んだ本　　　1091冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ　265615ページ(1日平均53ページ)

atasinti – 読書メーター



難しい問題です。
暴力団離脱者への支援も大切だけど、一方で暴対法対策の疑似離脱者がいて、へたをすればそいつらの餌食にされかねない。
それに昔のように「暴力」によって金を得るのではなくITなどの知識を駆使して金を得るように変わってきている。
きっと警察よりも１枚も２枚も上手なのだ。
しかし、ココでもマスコミによる取扱方のまずさが見えていますね。
うーむ・・・
しーゆー。