データサイエンスが解く邪馬台国


データサイエンスが解く邪馬台国 北部九州説はゆるがない (朝日新書) | 安本 美典 | Amazon

古代史最大のナゾである邪馬台国所在地はデータサイエンスの手法を使えば、北部九州で決着する。
畿内ではありえない、その理由を古代鏡や鉄の矢じりなどの発掘地の統計学的分析を駆使しながら、誰にも分かりやすく解説。

~ もくじ ~
はじめに
第1章 データサイエンスとの出合い 探求60年の旅
  1 私の研究歴
  2 「邪馬台国問題」は、なぜ解けないか
第2章 邪馬台国論争をデータサイエンスで解く そんなに難しい問題なのか
  1 確率を計算する方法
  2 法則を発見するという方法
  3 「三角縁神獣鏡」問題
補 章 「年号鏡」と「仏像鏡」の問題 素朴な判断が正しいとは限らない
おわりに


~ なるほどな一文 ~
優勢をとることをめざすと、「証明よりも、まずマスコミ発表、マスコミ宣伝を優先する」ということになりかねない。大本営発表主義的な誤りを、おかしやすくなる。(P12)


~ もう一つなるほどな一文 ~
成功からも、失敗からも、学ばねばならない。ドグマの特徴は、その方法による失敗例を、いくら示されても、その方法を改めないことである。そして同じような失敗を重ねることである。(P143)




これで、、、2007年07月13日以降(5248日)、、、
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atasinti – 読書メーター



出土した物品を統計的にみても、あるいは成分などを調べても、邪馬台国は北部九州にあったということでほぼ確定のはずが、なぜ、いまだに畿内説優勢などというニュース記事が流れるのか?
それはいまだに、偉い人は言うことは正しいという京都大学を中心とした考古学会の困った考え方と、これまた偉い人が言っているんだからととびつくマスコミによるものだということ。

なんだ、邪馬台国論争はもう終わってたのか・・・
福岡県朝倉市はもっと宣伝すればいいのに。
と思ったら、すでに「卑弥呼ちゃん」とかいうキャラクターを作って宣伝してましたね。
しーゆー。

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