政府は必ず嘘をつく

政府は必ず嘘をつく  アメリカの「失われた10年」が私たちに警告すること  角川SSC新書
堤 未果
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日本政府が嘘つきだってことは、原発事故の顛末で周知の事実となったわけですが、アメリカ政府はその何倍も大きな嘘をついていたってことにびっくり。
メディアは意図的にその嘘をさらに流布し、日本のメディアはその事実確認等することもなくそのまま流していたわけです。
テレビや新聞で流れていたイラクやリビアの状況は事実とまったく異なっていたらしい。
支持者の集会のプラカードを画像処理で書き変えて、反対運動の集会として報道するようなことが平気で行われていたとは。。。

3.11後の日本は9.11後のアメリカの過ちと同じ道を歩もうとしている。
TPPも恐ろしい「罠」が待ち受けている。
でもアメリカ政府が親玉ではない。さらにその後ろに隠れているラスボスが。
すべては1%の人の富のために・・・

情報に溢れる現在、いかにして真実を見抜くか。
情報を鵜呑みにせず、自分で考えることが大切。
「違和感」を大切にしていきたい。

~ もくじ ~ 

プロローグ「ウォール街デモが意味するもの」
第1章 「政府や権力は嘘をつくものです」
第2章 「違和感」という直観を見逃すな
第3章 真実の情報にたどりつく方法
エピローグ「3.11から未来へ」
おわりに
参考文献

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

被災地復興で一番優先されるべきは、大資本に市場を提供することじゃない。そこに住む人間の暮らしと、地域産業の再生だ。<被災地を応援する>という美しい言葉を、情緒的なスローガンで終わらせないでほしい。(P67)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

政府やマスコミを批判したり、原発に反対するだけじゃ駄目なのだ。私たちの生活やこの社会を覆っている、歪んだ価値観そのものを問い直さない限り、アメリカの二の舞になる。(P209)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1706日)、、、
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