日本のコミュニケーションを診る


Amazon.co.jp: 日本のコミュニケーションを診る~遠慮・建前・気疲れ社会 (光文社新書 1272) : パントー・フランチェスコ

心の診察を通じて多くの日本人と向き合ってきたイタリア人精神科医が診る、日本社会のコミュニケーションの本質とは。

~ もくじ ~
まえがき
第1部 「心の痛み」の伝わり方
第2部 日本社会の精神を解剖する
第3部 コミュニケーションのかたちと中身を診る
あとがき
参考文献

~ なるほどな一文 ~
遠慮とは相手に対する純然たる思いやりではなく、己を否定される恐怖から成り立っている。(P57)

~ もうひとつなるほどな一文 ~
ちなみに、日本語の「お節介」に該当する英語はない。お節介の概念自体は「meddling」にあたるだろうが、これは直訳すると「過干渉」である。(P57)

~ もうひとつなるほどな一文 ~
最後に、何度も繰り返すがそもそも文化に根づく慣習や行動自体は一種の財産と解釈でき、それぞれの文化に特有な現象や行動に優劣はつけられない。(P187)




これで、、、2007年07月13日以降(5931日)、、、
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atasinti – 読書メーター



日本在住のイタリア人精神科医が日本と彼の母国イタリアを比べながら、どちらがいいとか悪いとかではない、優劣はつけられないといいつつも、日本のコミュニケーションのあり方を病的と言っているのはなんだかなぁという感じ。
そもそもタイトルが「診る」だから病気扱いしている。
でも、生きづらさを感じている日本人が多いのも事実なので、真実に近いのかもしれない。
しーゆー。

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