一億総あぶないおじさん時代へ?

headset

今日の帰りにすれ違った若い女性は、スマホとBluetooth通信で繋がっていると思われるヘッドセットを耳に装着して、電話の向うの誰かと話しながら歩いていました。ヘッドフォンマイクのような大きなものではなく、耳にはめ込む小さなものです。

ときどき、おそらくは精神的な疾患なのでしょうけれど、目に見えない誰かに向かって、しきりに何かを話しかけていたり怒鳴ってたりする、ちょっとあぶなげなおじさんを見かけることがありますが、今日の女性も、ぱっと見た目は、そのあぶないおじさんと同じなのでした。

そのうち、より高性能で小さなヘッドセットが出てきて、町を歩いている人が、目に見えない誰かと話しながら歩いている人ばかりになったら、それはちょっといやだなぁ・・・

でも、大人から子供まで、スマホのような携帯端末を手に持って歩く日が来るなんて、そしてそれは一昔前のパソコンをはるかに超えた能力を持っているなんて、少し前までは予想もしていなかったけれど、今ではそれがごく普通の日常になっているように、電話なんて手にすることもなく、電話の向うの相手と会話をすることが、ごく普通の世の中が来ないとは限らない。

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