博多駅前の陥没

その瞬間を動画に撮っている方がいました。

いや、やばい 2016年11月8日 【博多駅前・道路陥没の瞬間】 – YouTube

おそろしい光景です。
動画の説明文に「奇跡的に怪我人は出ていない」と書かれていましたが、怪我人が出なかったのは「奇跡」ではなかったようです。
地下鉄工事が原因らしいけど、工事の人が異変に気がついて警察に連絡、付近の道路を交通規制した直後の陥没とのことで、機転のきいた工事の人のおかげで被害者0だったようですね。すばらしいです。

1日も早い復旧を遠くからお祈りいたします。
 
市長さんがいろいろな疑問に答えてくれているそうです。
地下鉄工事で事故を起こしてしまったことは困りものですが、事故後の対応はすばらしいですね。

【博多駅前陥没事故】高島宗一郎・福岡市長の情報発信に称賛の声

①穴に溜まった水は抜かないのか?

A.水は抜いてはだめ。逆に地下水レベルまで水が溜まったので地盤が安定した。土砂崩れは穴が空いた部分と周りの地下水を含んだ土のレベルが違うので土砂の移動がおきる。陥没事故対応の基本は水を入れること、とのこと。

②水はこれ以上増えて溢れないのか?

A.周辺の地下水と溜まっている水のレベルが同じになった。また下水の大きな排水管部分までの水位になったので、そこから排水される。

②道路復旧までの手順は?

A.まずは穴を埋めるために流動化処理土というものを入れる。これは水の中でも固まるもの。地上近くの地下埋設物(電気、電話、ガスなど)のレベルまで埋めて、固まったら中に入って電話や電気、ガスを復旧して、さらに埋めて車が通れるように仮復旧する。

③何日くらい掛かるのか。

A.埋めるのに最長3日。あとは電気や電話を繋ぐなどの復旧の時間が未知数だが、さらにそこを上から埋めれば通行可能になる。

④陥没を埋めるための流動化処理土を投入する量を増やして時間を早められないのか。

A.特殊な薬剤なので福岡市だけで一日に作れる量が限られている。他都市に支援を頼んでも持ってくる間に固まってしまう。全てこの薬剤ではなく、現在は他のものが使えないか検討している段階。

⑤下の基礎がむき出しになっている建物もあるが、大丈夫なのか。

A.交差点沿いの建物は全て地盤まで杭が届いている。計測しているが現在のところは時間が経過しても傾きなどは発生していない。

 

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