朝日新聞出版 (2016-10-13)
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日本ではなぜ革命はおきないのか、そんな日本で一度だけ革命に成功した人が北条泰時であり、なぜ彼のやったことが革命なのか、それを細かく説明しています。
確かに北条泰時は朝廷のなかの誰かと手を結ぶこともなく上皇や天皇と争い、勝利した人ではありますが、そしてその後彼が作った御成敗式目はすばらしい法律だったかもしれませんが、でも北条泰時は上皇軍を破った後、自分が王になったわけではなく、結局は天皇と言う権威の下の幕府と言う権威のさらに下の執権であり続けたわけで、国家の体制は何も変わっておらず、やはり「革命」と呼ぶのは無理があり、「改革」と呼ぶのがいいところではないかとこの本を読んでも疑問に思うおとうさんなのでした。
~ もくじ ~
まえがき
Ⅰ 革命家はただ一人
1 革命とは
2 革命なき社会
3 唯一の革命家
4 ふしぎな好評価
Ⅱ 東の革命/西の革命
1 伝わらない一書
2 革命を否定する革命
3 革命の反復の反復
Ⅲ 天皇なき天皇制
1 天皇というなぞ
2 きこしをす者
3 日本的革命の論理
やや長めのあとがき
読書メーターがメンテナンス中のため読書の記録は省略。
これは何をしている絵なのだろう(笑
~ 追記 ~ (2016.11.10)
メンテナンス中野「読書メーター」ですが、スマホ用のページは動いていてPCからもアクセス可能ということだったので、スマホ用ページから登録しました。
これで、、、2007年07月13日以降(3409日)、、、
読んだ本 762冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 182326ページ(1日平均53ページ)
あれっ?
いつも最後の桁がおりかえっていてページ数がちゃんと表示されていなかったグラフの縦軸の数字がちゃんと表示されている!