荒木飛呂彦の漫画術

荒木飛呂彦の漫画術 (集英社新書)
荒木 飛呂彦
集英社 (2015-04-17)
売り上げランキング: 37

「ジョジョの奇妙な冒険」の作者、荒木飛呂彦が「王道漫画の描き方」を解説!
と言っても、この本を読んだら誰でもメガヒットを生むような漫画を描けるようになるわけではありません。
前提として、絵を描く才能、キャラクターを考案できる才能、世界観を構築できる才能、ストーリーを考える才能が必要。
そんな人向けのハウツー本。
そんな才能のある人でも、楽な稼業ではないことがよくわかります。
 
~ もくじ ~

はじめに
第一章 導入の描き方
第二章 押さえておきたい漫画の「基本四大構造」
第三章 キャラクターの作り方
第四章 ストーリーの作り方
第五章 絵がすべてを表現する
第六章 漫画の「世界観」とは何か
第七章 すべての要素は「テーマ」につながる
実践編その1 漫画ができるまで - アイディア、ネーム、コマ割りの方法
実践編その2 短編の描き方 - 「富豪村」(『岸辺露伴は動かない』)を例に
おわりに

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

漫画の描き手が目指すものが「どういうキャラクターを描くか」だとしたら、読者側の最大の動機はまず「その漫画家が描く世界にひたりたい」です。その次に来るのが「あのキャラクターに出会いたい」で、「あのストーリー、おもしろいな」というのはその後になるのではないでしょうか。(P196)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

それは、女性の体をどう描くか、という「絵」の描き方にもつながっていきます。主線の太さ・細さということもありますが、「絵」にはただ線で形を成しているものではなく、無意識のうちに、作者の考えが反映されているのです。(P220)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2879日)、、、
読んだ本   631冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 149173ページ(1日平均51ページ)

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atasintiさんの読書メーター
 

ちょっと嬉しいことがあった日は

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今だけプレモルがちょっと安い。
困ったなぁ、「嬉しい日」が増えちゃうじゃないか、、、
 
 
関連サイト
ザ・プレミアム・モルツ フェスト ザ・プレミアム・モルツ ビール サントリー
サントリー ザ・プレミアム・モルツ キャンペーン
 
 
ビールの写真はブログ「そんな今宵もビールの用意だ」にも追加しました。
 

洗濯物が早く乾くHandyseco

しゅうまいの256倍ブログ neophilia++」で紹介されていた、ただくるくるまわっているだけで、乾燥時間が約半分になるという、携帯型の乾燥機のHandyseco。
いや、これを乾燥機と呼んでいいものか。。。
泊りの出張が多い人などには、これは便利なツールかも。

私の場合は最近、日帰り出張ばかりなので、不要かも、、、
 
ただ、一般のスマホなどの充電器のコードってそれほど長くないので、近くにコンセントがないといけないというのは、ちょっと難点か。
充電タイプか電池タイプにすればいいのにとも思うが、そうするとその分大きくなってしまうしなぁ・・・
 
Handyseco By Authentic 1503 – YouTube

関連サイト
出張や旅行のお供に!部屋干しで早急に洗濯物を乾かせる乾燥機『ハンディセコ』 | クラウドファンディング - Makuake(マクアケ)

<驚き>

この製品を見てほとんどの人が面白いと笑う製品です。

 
 
関連ニュース
【トレたま】モバイル乾燥機:ワールドビジネスサテライト:テレビ東京

 

三日月と半月?

5月22日の月。三日月と言いたいところですが、四日月です(^^;

 
そして今宵の月。半月です。

 
 
ここで一句。
575-20150526
(句の画像をクリックすると575の該当句のページを表示します。)
 
 
同じ写真をアルバム「おとうさんの散歩道6」にも追加しました。
 

住宅街に羊の大群?

生垣の葉を食べてた羊さんたちが、犬の吠える声に、一斉に走り出した。
羊番の犬?
犬さん、すごい!

Several sheep stopped to snack on my neighbor’s hedge, I couldn’t stop laughing. – YouTube

 
 
関連ニュース
「メェエエエー」羊の大群が住宅街歩いてるよ。隣の生垣食べてるよ。(動画) at 2015.05.24

カテゴリー: News

<面白さ>の研究

(面白さ)の研究  世界観エンタメはなぜブームを生むのか (角川新書)
都留 泰作
KADOKAWA/角川書店 (2015-05-10)
売り上げランキング: 12,467

文化人類学者で漫画家の著者が「世界観エンタメ」というものを定義し、その「世界的エンタメ」がなぜ面白いのか、なぜ人々に受けるのかを、文化人類学的見地から解き明かそうとしています。
まずはじめの方に書かれていた「売れた作品」=「面白い作品」という考え方にはちょっと首をかしげたくなります。
ただ「二度三度と見てしまう作品」=「面白い作品」というのは当っているかもしれません。
もっともこの本の中で面白い作品の例としてあげている作品の中にも、マイナーな作品がいくつかありましたので、作者自身も実は「売れた作品」=「面白い作品」とは思っていなかったのかもしれません。

独自の世界観を作りだしており、読む人見る人をその世界の中に引きづり込んでしまうような作品は確かに面白いです。

さて、この本の内容ですが、共感を受ける部分も多々ありますが、全体的にこの本は、この本の表現を借りれば「面白く」ないんです。
「面白さ」というものを論理的に表現しようとすればするほど、面白くなくなっていくのです。
ただ、作者が自分の理論に酔っていることだけは非常によく伝わってきます。
この本の中にもどういう作品が面白くないのかを書いてありましたが、まさにこの本がその例にぴったりの本です。

結局、自分が好きな作品について、熱く語っているに過ぎない気がするのですが、そこに大量の論理を振りかけたために、その「熱さ」も醒めて伝わってきちゃうのです。

エヴァンゲリオンの作者が自分の作品作りのことを「オナニー・ショー」だと言ったということが、この本にも書いてあります。自分自身をさらけ出したショーだということでしょう。
それに対して、この本は「オナニー」そのものと言えます。自己満足に終わっている世界です。

もっともこの本はエンタメ作品ではないので、作者的には面白くなくてもいいものなのかもしれません。
私自身は、この作者のマンガを読んだことはないので、はたして、どんな面白い世界観エンタメなのか、この本に書かれていたオナニーがどのような形でショー化されているのか、ちょっと気になるところです。

えっ?
面白くないものをただ面白くないと書いているだけのおまえのブログはもっと面白くないって?
おっしゃる通りでございます(^^;

~ もくじ ~

はじめに
序 章 エンタメの研究 - 文化人類学から考える
第一章 空間感覚の研究 - 『スター・ウォーズ』『となりのととろ』『精霊の守り人』
第二章 時空感覚と社会空間の研究 - 『千と千尋の神隠し』『ワンピース』『進撃の巨人』
第三章 人間の世界の研究 - 『踊る大捜査線』『半沢直樹』、そしてゾンビ
第四章 ”居住空間の外”の研究 - 「Jホラー」と『寄生獣』
終 章 私小説的な<世界観エンタメ>の研究 - 『エヴァンゲリオン』と『失踪日記』
おわりに

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

いわゆる大量消費と情報化の果てに、インテリと区別されるべき、「バカで単純な大衆」というものはいなくなってしまった(それとともにインテリも・・・)。残された廃墟に現れたのは、「不特定多数」という新しい唯一神である。(P17)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

ちょっと仙人の悟りのようだが、秋葉原に集うオタクたちの姿には、基本的には仙人の姿と重なりあうところが、ないでもない。仙人は、自らを「俗世」から切り離し、自らの環境を極度に単純化することによって全能感を獲得する。同様に、会社のような広い空間では縮こまっているサラリーマンが、狭い自分の部屋でなら自由になり全能感を獲得できる。(P137)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2874日)、、、
読んだ本   630冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 148885ページ(1日平均51ページ)

book20150525
atasintiさんの読書メーター
 

 

街中とか葉っぱの上とか

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またまた同じような写真ばかりですが、以下の各アルバムに写真を追加しました。
アルバム名をクリックするとアルバムを表示しますが、追加した写真は最後に追加されています。
写真のタイトル以外の箇所をクリックしてGoogle+のページを表示後、1枚目の写真をクリックし、個別写真のページが表示されたら、下の方の枚数表示が完了するのを待ってから→をクリックすることで、今回追加した写真から順にたどることができます。

■アルバム「街 4
今回3枚追加。

 
 
■アルバム「おとうさんの散歩道6」(Google+利用)
今回1枚追加。

 
 
 
※その他の写真を含めたすべての写真アルバムは以下に。
写真 – Google+

大岳山登山

昨日、友人3人と奥の院~鍋割山~大岳山と登ってきました。

奥の院手前の鎖場、たいしたことありませんでしたね。鎖なくてもいけるんじゃね?という感じで。

奥の院山頂

でも奥の院から下りの岩場は、おいおい、ここを降りるんかい、という感じでちょっと苦労しました。
しかし、それはこの後の大岳山の岩場に比べたら、ほんの序の口でしかなかったのです。

1077mの奥の院から1084mの鍋割山へ。
しかし、ぐんぐんぐんぐんぐんぐんぐんぐん下って、そしてぐんぐんぐんぐんぐんぐんぐんぐん登らなくてはいけない。
でも、この辺はまだ余裕でしたね。

鍋割山山頂

大岳山のこれでもかこれでもかと続く岩場、そして少しぬかるんですべる坂道、そしてさらにこれでもかこれでもかと続く岩場。

登るときはまだ平気でしたが、登っているときから、ここをまた下るのかと思うとちょっと心配でしたが、やはり下りはきつかったです。

大岳山山頂

しかし、山頂から、遠く富士山の頂きが見えたのは、感動モノでした。
残念ながら白い雲の光が反射して写真にはうまく写らないようです。

大岳山山頂から望む富士山

オリジナルの写真(上の写真)だと、富士山がどこに見えていたのかわかりにくかったので、ちょっと色調を変更して、一部拡大してみました。

さて帰り道、アクバ峠でなぞの50人くらいの団体と合流、さらにロックガーデンからの合流地点で、5号車と6号車のバスで来ている老若男女の団体と合流。
このあたりからはもう急な坂も岩場もありません。

ノロノロと行列の後ろを歩きながら、私の口から出る言葉は「ビール飲みたーい」ばかりに。
御岳神社の参道のお店が並んでいるところまでの辛抱だ!
と歩いていくと、参道のまだまだ手前の長尾平の展望台の入り口の店に「ビール」の文字を発見!
既に先へ進んでいたリーダを「おーい」と呼びもどして休憩タイムに。

プシュ、ゴクゴク
生きかえりました!

そうは言っても、長い階段の御岳山は今回はパス。

そんなこんなで、とーーってもたのしく充実した一日でしたが、
とても疲れていたので、夜の反省会はなし。
疲れたけど、それはと~っても心地よい疲れでした。

また、山の中ではひんやりした風が心地よかったです。

そんな大岳山登山の写真をアルバム「大岳山登山」(Picasa Web Albums)にアップロードしました。

昨日の登山コース(地図をクリックすると拡大画像を表示します。)
ootakeyamaa

My関連エントリー
秋の奥多摩御岳山 at 2014.11.09
奥多摩ウォーキングトレイル at 2014.09.20
御岳山ハイキング at 2014.05.11

ビールの写真はブログ「そんな今宵もビールの用意だ」にも追加しています。