誰も書かなかった 世界史「その後」の謎

誰も書かなかった 世界史「その後」の謎 (中経の文庫)
雑学総研
KADOKAWA/中経出版
売り上げランキング: 49,738

順番もめちゃくちゃだけど、人を中心にした歴史はとても面白い。
一つ一つがあまり詳しすぎることもなく、軽く読めるところもいい。
学校の授業も、歴史を全部一通り教えようとしないで、いくつかテーマを絞って教えるようにしたら、もっとみんな授業を聞くんじゃなかろうか。

そう言えば、自分が高校のときの世界史の先生は「戦争」の話になると夢中になってやたらとくわしく話しだし、ナポレオンなんて、ひとつひとつの戦いを黒板に図を描きながら説明し、ナポレオンだけで何時間も授業が続き、おかげで最後までいかなっかったけど、とても楽しい授業でした。
えっ?
おまえは理系だからそれでよかったかもしれないけどって?

~ もくじ ~

はじめに
第1章 実は知られていない あの歴史の「その後」
第2章 意外な生きざまを送った あの人物の「その後」
第3章 世界の発展を促した 天才たちの「その後」
第4章 史実のウラにある 隠された「その後」
第5章 にわかには信じがたい 驚愕の「その後」
第6章 世界史を動かした 女たちの「その後」
第7章 世界を騒がせた モノ・場所の「その後」
主要参考文献

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2760日)、、、
読んだ本   605冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 142306ページ(1日平均51ページ)

book20150131
atasintiさんの読書メーター
 

名画は嘘をつく

名画は嘘をつく (ビジュアルだいわ文庫)
木村泰司
大和書房
売り上げランキング: 6,402

絵は見るものであって読むものではない、ということはわかっておりますが・・・
絵の中に秘められた嘘を知ることで、その絵が書かれた時の作者の立場や状況、心境、環境などが見えてきて、
それはそれで楽しい。

~ もくじ ~

はじめに 名画にはどんな「嘘」が秘められているのか
第1章 タイトルの嘘
    ~題名からは想像もできない絵の世界
第2章 モデルの嘘
    ~モデルは真実を語らない
第3章 景観の嘘
    ~名画家の頭の中の景色
第4章 王室の嘘
    ~尽き果てぬ虚栄心と自尊心
第5章 設定の嘘
    ~史実とは異なる「絵筆のアレンジ」
第6章 見栄の嘘
    ~栄光の輝きは飾り物か
第7章 画家の嘘
    ~巨匠にまつわる逸話は本当なのか
第8章 天界の嘘
    ~試行錯誤を重ねた「神々の具現化」
第9章 見方の嘘
    ~鑑賞者や批評家の思い違い
第10章 ジャンルの嘘
    ~肖像画?風景画?静物画?

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

絵画鑑賞はれないとよく似ています。一目惚れだけでは長続きしません。その人物の内面を知ることによって、愛情も深くなったり覚めたりもします。
また、相手をよく知ることによって、相手のつく嘘も見抜けるようになっていきます。もちろん、関係をよくするための「白い嘘」というものも存在します。そして、自分で勝手な想像をして勘違いをし、相手を嫌いになることもあります。(P5)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2755日)、、、
読んだ本   604冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 141900ページ(1日平均51ページ)

book20150126
atasintiさんの読書メーター
 

「メジャー」を生みだす

「メジャー」を生みだす マーケティングを超えるクリエイターたち (oneテーマ21)
堀田 純司
KADOKAWA/角川書店
売り上げランキング: 46,765

大衆の動向をマーケティングしその傾向にヒットする商品を出せばバカ売れする、そんな時代はもう終わった。
成功を収めた12人の漫画家や音楽家のインタビューをもとにまとめられたものです。
しかし、それぞれがそれぞれの個性や特性、そして環境を持っており、統一感はありません。
また、メジャーと呼べるものかどうかも疑問です。
一部、いまどきの若者論になっているところもあります。
12人の成功者の考えていたこととして読むのがよいでしょう。

いまどきの若者に大人への反発精神がみられないのは、大人が大人でなくなっているためとうのは、その通りかもしれない。

~ もくじ ~

プロローグ メジャーに挑み続ける、メジャーであり続ける
第一章 言葉があふれ、言葉に意味がなくなっている
    -「OverTheDog」恒吉豊に聞く
第二章 人間の「孤独感」は変化している
    -「AJISAI」松本俊に聞く
第三章 生まれるなら、いつの時代がよかったか
    -「THE BOHEMIANS」平田ぱんだに聞く
第四章 「理想」の世の中ではモラルだけが昂ぶっている
    -漫画家・浅野いにおに聞く
第五章 半径三メートルの楽園の「外」を見せる
    -漫画家・宮城理子に聞く
第六章 本当のところ大人社会は、実は大人ではない
    -漫画家・咲坂伊緒に聞く
第七章 反発から継承へテーマは変わった
    -「cinema staff」辻友貫に聞く
第八章 デジタルとアナログが並列する時代を描く
    -「Applicat Spectra」ナカノシンイチに聞く
第九章 自己承認という「病」に向き合う
    -「Any」工藤成永に聞く
第一〇章 中二病を研究する
     -小説家・支倉凍砂に聞く
第一一章 人間とはかくも承認されたい生物である
     -アニメ監督、演出家・谷口悟朗に聞く
終章 極端を排す
エピローグ ある音楽家の肖像
      -「秀吉」柿澤秀吉に聞く

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

語弊を恐れずにいうと「表現」というものは究極のところ不幸からしか出てこない。だからもしすべてが満たされて幸福な世界であれば、映画も小説もみんなつまらなく、音楽も今よりもっと歌うことがなくなってしまう。よほどの天才でもない限り、表現するものがなくなってしまうことだろう。(P33)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

でも平和でみんないい人であるが故に、潔癖になり過ぎちゃって一切ミスを許さないという世の中にもなってしまった。モラルが昂ぶり過ぎてしまってちょっとでもなにかはみ出した瞬間に総攻撃を食らう世の中になっちゃった。
どうやら人という生き物は、常になにかに対して文句言ってないと生きられない生き物みたいですね。(P104)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2753日)、、、
読んだ本   603冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 141644ページ(1日平均51ページ)

book20150123
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ニッポンの音楽

ニッポンの音楽 (講談社現代新書)
佐々木 敦
講談社
売り上げランキング: 1,357

70年代から現在までのニッポンを代表する音楽について書かれた本、ではなかったようです。
まず、この本でとりあげているのは歌い手ではなく作り手です。
70年代を代表するミュージシャンとしてはっぴいえんど。
80年代を代表するミュージシャンとしてYMO。
90年代前半を代表するミュージシャンとして小沢健二や小山田圭吾などの渋谷系。
90年代後半を代表するミュージシャンとして小室哲哉。
2000年代を代表するミュージシャンとしてPerfumeやきゃりーぱみゅぱみゅをプロデュ―スしている中田ヤスタカ。
う~ん、偏ってますねぇ。
確かに時代に先駆けて新しい音楽を作った人たちではありますが、小室以外はホントにその時代を代表していたかというとちょっと疑問なところも。
秋元康のあの字もでてこないし、EXILEも出てこない。
結局、この本は著者が好きだったミュージシャンについて熱く語っている、そんな本と言えそうです。
もっとも、私が好きなミュージシャンが多く出てきたので、個人的にはOKOKです。

~ もくじ ~

はじめに

第一部 Jポップ以前
 第一章 はっぴいえんどの物語
 第二章 YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)の物語

~幕間の物語 「Jポップ」の誕生~

第二部 Jポップ以降
 第三章 渋谷系と小室系の物語
 第四章 中田ヤスタカの物語

あとがき

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

ニッポンでは、ひとたびキャラクターとしての人気が確立し、その存在の肥大化があるレヴェルを超えたなら、そのバブルが弾けるまでは、何をやっても人々は悦んで受け入れてしまう、これほどアーティストにとって、つらいことがあるでしょうか。(P121)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

つい筆がすべったついでに、つまらないことをもうひとつだけ描いておくならば、何がどうなろうと、音楽はなくなりはしない。こんなことは当たり前のことだが、これが当たり前でつまらないことのままであることを、わたしは祈っている。(P286)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2749日)、、、
読んだ本   602冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 141358ページ(1日平均51ページ)

book20150120
atasintiさんの読書メーター
 

やきとりと日本人

やきとりと日本人 屋台から星付きまで (光文社新書)
土田 美登世
光文社 (2014-12-11)
売り上げランキング: 6,049

「やきとりの歴史」はなかなか興味深い。鶏だけでなく、牛や豚のもつを串に刺して焼いたものもやきとりと呼ばれるのはなぜか、ということもよくわかります。
しかし、この本の大半はやきとり屋の紹介、それも関東のやきとり屋が大部分です。
全や連総本店というところが出している「7大やきとり」に入っている久留米のやきとり屋はちょっとだけ紹介されておりますが、「やきとりと言えば福岡」の福岡については、以下のたった4文のみ。

屋台といえば福岡で、やきとり屋台も数多い。福岡のやきとりのスタイルは「キャベツに酢だれ」をかけること。「信秀本店」がその元祖といわれている。しかしご当地と呼ぶには街が大き過ぎる。

関東のやきとり屋を数十件も紹介しておきながら、福岡は素通りだと?
(ノ`_´)ノ ┻━┻

福岡出身のおとうさんとしては、納得がいかん!
以下の事実を知らんとかぁぁぁ!

もはや鶏なしでは生きていけない!? – 鶏肉の購入量・支出金額と焼き鳥店の数 – | Fukuoka Facts
yakitori
(画像をクリックすると拡大画像を表示します。)
 
福岡のやきとりを語らずして、やきとりを語ったことにはならんとばい!!!
 
 
~ もくじ ~

序章
本書に登場するやきとり、とり料理に関する出来事の年表
第一章 やきとりの歴史学
第二章 明治の鶏食文化学
第三章 昭和のやきとり老舗学
第四章 やきとり社会学
第五章 やきとり名店学
第六章 やきとりご当地学
第七章 やきとりこだわり学
第八章 やきとり調理科学
第九章 肉用鶏学
おわりに
主な主要文献(順不同)
やきとり部位名一覧
本書に掲載のやきとり屋索引(もつ焼き屋も含む)

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

「ガード下には差というものがない。ここに入ると、駐留も下流も、男も女も、老いも若きも、みな同じ『ガード下の客』になる。そしてビールやチューハイを飲みながら焼き鳥をほおばる。そんなときだけ『ガード下』は一瞬の桃源郷になる」(P97)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2743日)、、、
読んだ本   601冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 141070ページ(1日平均51ページ)

book20150114
atasintiさんの読書メーター
 

新・戦争論

新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方 (文春新書)
池上 彰 佐藤 優
文藝春秋
売り上げランキング: 112

世界各地で起きている紛争について、池上 彰さんと佐藤 優さんが対談。
とてもわかりやすいです。
ただ、意見の異なる2人で論争するというわけではなく、同じ意見の持ち主が「そうだよね」「そうだよね」と話しているので、内容が偏っている可能性もあると思って読む必要がありますが、しっかりと情報の裏もとっているお2人の話なので、とっても参考になります。

~ もくじ ~

はじめに 池上彰
第1章 地球は危険に満ちている
第2章 まず民族と宗教を勉強しよう
第3章 歴史で読み解く欧州の闇
第4章 「イスラム国」で中東大混乱
第5章 日本人が気づかない朝鮮問題
第6章 中国から尖閣を守る方法
第7章 弱いオバマと分裂するアメリカ
第8章 池上・佐藤流情報術5カ条
終 章 なぜ戦争論が必要か
おわりに 佐藤優

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

これからの世界を生き抜くために、個人としては、嫌な時代を嫌な時代だと認識できる耐性を身につける必要がある。そのために、通時性においては、歴史を知り、共時制においては、国際情勢を知ること。知識において代理経験をして、嫌な時代に嫌なことがたくさんある、というのをよく知っておくことです。(P249)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2736日)、、、
読んだ本   600冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 140808ページ(1日平均51ページ)

book20150107
atasintiさんの読書メーター
 

2014年12月の読書のまとめ

うっかり読書のまとめを作成するのを忘れていて、今頃になってしまいましたが、
2014年12月の読書のまとめ。
12月はなんとか目標の2000ページ達成\(^O^)/

2014年12月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2198ページ
ナイス数:0ナイス

イスラム国の正体 (ベスト新書)イスラム国の正体 (ベスト新書)
読了日:12月29日 著者:黒井文太郎
化学で「透明人間」になれますか? 人類の夢をかなえる最新研究15 (光文社新書)化学で「透明人間」になれますか? 人類の夢をかなえる最新研究15 (光文社新書)
読了日:12月26日 著者:佐藤健太郎
ご縁とお役目 ~臨床医が考える魂と肉体の磨き方~ (ワニブックスPLUS新書)ご縁とお役目 ~臨床医が考える魂と肉体の磨き方~ (ワニブックスPLUS新書)
読了日:12月22日 著者:矢作直樹
フロンターレの旗を掲げよフロンターレの旗を掲げよ
読了日:12月20日 著者:真田幸次
オリーブの罠 (講談社現代新書)オリーブの罠 (講談社現代新書)
読了日:12月19日 著者:酒井順子
ソーシャルメディア中毒 -つながりに溺れる人たち- (幻冬舎エデュケーション新書)ソーシャルメディア中毒 -つながりに溺れる人たち- (幻冬舎エデュケーション新書)
読了日:12月17日 著者:高橋暁子
白熱日本酒教室 (星海社新書)白熱日本酒教室 (星海社新書)
読了日:12月11日 著者:杉村啓,アザミユウコ
テキヤはどこからやってくるのか? 露店商いの近現代を辿る (光文社新書)テキヤはどこからやってくるのか? 露店商いの近現代を辿る (光文社新書)
読了日:12月8日 著者:厚香苗
「自分メディア」はこう作る! 大人気ブログの超戦略的運営記「自分メディア」はこう作る! 大人気ブログの超戦略的運営記
読了日:12月3日 著者:ちきりん

読書メーター
book201412-1

ここ2年間の読書量の推移

book201412-2
book201412-3

読書メーターに登録した2007/7以降の月別1日あたりの平均読書ページ数

book201412-4

そして12月ということで、2009年以降の年間読書ページ数
\(^O^)/ 初めて25000ページ突破!

book201412-5
 

イスラム国の正体

イスラム国の正体 (ベスト新書)
黒井 文太郎
ベストセラーズ
売り上げランキング: 7,593

シリア人を妻にしていて自身もシリアに何度か言っている著者ではありますが、イスラム国の内部のことがわかっているわけではなく、外側から各種情報をとりまとめたものです。しかし、その出発点から現在までの道筋がよくわかります。
結局内部のことはまったくわからないに等しい。
シリアにしてもイラクにしても、政府と反政府組織とイスラム国という三つ巴の複雑な状況、シーア派とスンニ派というイスラム教の中の宗派の対立を抱え込んでいて、一筋縄では理解できそうもありません。
やみくもに恐れるのもよくないけれど、対岸の火事と無視するわけにもいかなくなってきています。
いずれにしても非道きわまりない彼らの行動を許すわけにはいかないわけですが、だからと言って、アメリカとともに自衛隊が爆撃に出向くわけにもいきません。

~ もくじ ~

プロローグ - 内戦が生んだ自称国家
第1章 殺しの軍団
第2章 「イスラム国」-その出自と成長
第3章 怒涛の進撃
第4章 オバマvsイスラム国
第5章 イスラム国の知られざる実像
第6章 ネット戦略と海外ネットワーク
第7章 イスラム国はなぜ残虐なのか
第8章 イスラム国の今後
エピローグ - 「遠い国」で今、起きていること

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2727日)、、、
読んだ本   599冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 140553ページ(1日平均51ページ)

book20141229
atasintiさんの読書メーター
 

化学で「透明人間」になれますか?

化学で「透明人間」になれますか? 人類の夢をかなえる最新研究15 (光文社新書)
佐藤 健太郎
光文社 (2014-12-11)
売り上げランキング: 5,057

化学技術で人間の夢がどこまで叶えられるようになっているか、化学者の夫とその妻の会話で解説。
とっても面白い。
ワクワクする世界が待っている?
思ったほど進歩してない?

ところで「おわりに」に書かれていた、今の科学者は「夢」をみなくなっているというのは、結局のところ、すぐに成果が出るような研究にしかお金が出ないってところに問題があるんだよなぁ。。。

~ もくじ ~

はじめに
本書の登場人物
第1話 「金」をたくさん作れますか!?
第2話 「不老不死」になれますか!?
第3話 「宇宙旅行」に行けますか!?
第4話 「モテる薬」はできますか!?
第5話 「ダイヤモンド」を作れますか!?
第6話 「やせる薬」を作ってください!
第7話 「花粉症」を治せますか!?
第8話 「頭のよくなる薬」が欲しい!
第9話 「『ドラえもん』の道具」が欲しい!
第10話 「若く美しく」してください!
第11話 「美味しいもの」を作れますか?
第12話 「風邪を治す薬」が欲しい!
第13話 「がんを制圧」そてほしい!!
第14話 「地球温暖化」は止められる!?
第15話 「エネルギー問題」を解決したい!
おわりに

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

大人になるってのは、寛容になるってことなのね。奥が深いわ・・・・・。(P126)

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

現代は、覚えること、処理すべき情報量が、以前に比べて圧倒的に増えている。これらをこなす能力は向上したが、その分、真にクリエイティブなことに時間を割けなくなっているのかもしれない。(P143)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2724日)、、、
読んだ本   598冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 140329ページ(1日平均51ページ)

book20141226
atasintiさんの読書メーター
 

ご縁とお役目

ご縁とお役目 ~臨床医が考える魂と肉体の磨き方~ (ワニブックスPLUS新書)
矢作 直樹
ワニブックス
売り上げランキング: 3,894

医者が書いた本なので、医療的見地からいろいろ述べられ得たものかと思いきや、それは始めの方にほんの少しだけで、あとはほとんど仏教的な話とか輪廻転生の話で、さらにスピリチュアルの世界へと入っていく・・・
いいことを言ってるんですが、、、宗教色が強いと、とたんに話に信ぴょう性がなくなってしまう。。。
しかし、物事の本質はそういったところにあるのかもしれない。

~ もくじ ~

はじめに
第一章 寿命とは「魂を磨く期間」でもある
    ~人生を生き切るための三つの言葉~
第二章 私たちの魂は死ぬことがない
    ~身体は「天にお借りしている」ことを知る~
第三章 健やかに生きる
    ~健全な精神と大事な身体に感謝を~
第四章 社会における私たちのお役目について
    ~ご縁があるからこそ、思いは実現へと近づく~

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

「体を壊してまでやらないといけない仕事なんかないのよ」(P59)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

たまたまとかなんとなくと口にする人もいますが、あなたが現在、その仕事に対してどんな感情をもっているにせよ、その仕事をやることになった”きっかけ”はあなた自身がつくったことは紛れもない事実です。(P131)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2720日)、、、
読んだ本   597冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 140045ページ(1日平均51ページ)

book20141222
atasintiさんの読書メーター