本当は怖いソーシャルメディア

本当は怖いソーシャルメディア (小学館101新書)
山田 順
小学館
売り上げランキング: 76173

ソーシャルメディアが抱える暗黒部分をこれでもかこれでもかと・・・という本ではありません。

ソーシャルメディアって便利そうで、裏で個人の行動履歴が全部集められているんだよというお話。
したがってそうと知っていて使う分には問題ないわけだけど、
今後その蓄積されているデータがどこでどういう使われ方をするかわからないという怖さは残ります。
一部極端に描かれていて信憑性にちょっと欠ける部分がありますが、
巷に溢れるソーシャルメディアによるバラ色の未来よりも、
現実に近いのはこの本のほうでしょう。

紙の本を買う人と電子書籍を買う人の違いなどは中々面白いです。

~ もくじ ~ 

はじめに
第1章 フェイスブックの落とし穴
第2章 シリコンバレーを占拠せよ
第3章 グーグルの挑戦と野望
第4章 ソーシャルメディア礼賛論の罠
第5章 電子書籍ガラパゴス村
第6章 新聞なき世界で起こること
第7章 目前に迫るメディア融合時代
第8章 ビッグブラザーが支配する監視社会
おわりに

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

もっとむき出しに言えば、おリコウさんたちがおバカを支配し、そこから収益をあげていることになる。(P62)

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

「いまのところ、あなたのプライバシーが守られているのは、単にあなたが危険人物ではないから、ほかの誰かにとって取るに足りない存在にすぎないから」と、言うしかない。(P212)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1709日)、、、
読んだ本   328冊 (1日平均0.19冊)
読んだページ 74793ページ (1日平均43ページ)

読書メーター – atasinti

政府は必ず嘘をつく

政府は必ず嘘をつく  アメリカの「失われた10年」が私たちに警告すること  角川SSC新書
堤 未果
角川マガジンズ(角川グループパブリッシング)
売り上げランキング: 342

日本政府が嘘つきだってことは、原発事故の顛末で周知の事実となったわけですが、アメリカ政府はその何倍も大きな嘘をついていたってことにびっくり。
メディアは意図的にその嘘をさらに流布し、日本のメディアはその事実確認等することもなくそのまま流していたわけです。
テレビや新聞で流れていたイラクやリビアの状況は事実とまったく異なっていたらしい。
支持者の集会のプラカードを画像処理で書き変えて、反対運動の集会として報道するようなことが平気で行われていたとは。。。

3.11後の日本は9.11後のアメリカの過ちと同じ道を歩もうとしている。
TPPも恐ろしい「罠」が待ち受けている。
でもアメリカ政府が親玉ではない。さらにその後ろに隠れているラスボスが。
すべては1%の人の富のために・・・

情報に溢れる現在、いかにして真実を見抜くか。
情報を鵜呑みにせず、自分で考えることが大切。
「違和感」を大切にしていきたい。

~ もくじ ~ 

プロローグ「ウォール街デモが意味するもの」
第1章 「政府や権力は嘘をつくものです」
第2章 「違和感」という直観を見逃すな
第3章 真実の情報にたどりつく方法
エピローグ「3.11から未来へ」
おわりに
参考文献

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

被災地復興で一番優先されるべきは、大資本に市場を提供することじゃない。そこに住む人間の暮らしと、地域産業の再生だ。<被災地を応援する>という美しい言葉を、情緒的なスローガンで終わらせないでほしい。(P67)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

政府やマスコミを批判したり、原発に反対するだけじゃ駄目なのだ。私たちの生活やこの社会を覆っている、歪んだ価値観そのものを問い直さない限り、アメリカの二の舞になる。(P209)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1706日)、、、
読んだ本   327冊 (1日平均0.19冊)
読んだページ 74571ページ (1日平均43ページ)

読書メーター – atasinti

緑の政治ガイドブック

緑の政治ガイドブック: 公正で持続可能な社会をつくる (ちくま新書)
デレク ウォール
筑摩書房
売り上げランキング: 34056

緑の政治?
自然破壊の諸悪の根源は経済成長。
人やモノの移動も温室効果ガスを増加させるから、
地域ごとに分断してそれぞれ自給自足の生活をめざすべき?
えっ、ちょっと違う?
私にはそう読めました。
はじめっからおしまいまで、全編難しい単語をちりばめて、難しく難しーく書いてあるので、結局よくわからない。。。

~ もくじ ~ 

はじめに-推薦の言葉
序文
第一章 世界に広がる緑の政治
第二章 温暖化する地球
第三章 緑の哲学とは何か
第四章 「欲求」ではなく「必要」を満たす経済
第五章 生命のための政治
第六章 生き残りをかけた戦略
開設 右でも左でもなく前へ進む運動を 鎌仲ひとみ×中沢新一
さらに学びたい人のためのブックリスト
訳者あとがき

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

たとえば「エコカー」は明らかに矛盾した存在だ。普及が進んでも大気の汚染は醜くなっている。エンジンのエネルギー効率を高めても、台数が増えれば効果は帳消しになるからだ。(P61)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

排出権取引の核心にあるのは「商品化」である。「誰かがカネの力を使って、気候変動に必要な対策を実施してくれるだろう」と錯覚させる。そして人々の環境への関心を、巧妙に市場取引へと変質させてしまう。(P75)

 
 

これで、、、2007年07月13日以降(1700日)、、、
読んだ本   326冊 (1日平均0.19冊)
読んだページ 74352ページ (1日平均43ページ)

読書メーター – atasinti

機上の奇人たち

機上の奇人たち―フライトアテンダント爆笑告白記 (文春文庫)
エリオット ヘスター
文藝春秋
売り上げランキング: 152236

飛行機の中で起こる数々の出来事。
黒人男性フライトアテンダントのよる告白集。
とてもおもしろい話がたくさん、でも自分の乗った飛行機ではぜったいにごめんだ(笑

~ もくじ ~ 

はじめに
1章 悪夢のような旅
2章 好戦的な乗客
3章 雑多な一団
4章 「あれ?}混乱だらけの旅
5章 ロケット・サイエンス
6章 地獄のステイ
7章 マ、マ、マ、マ、マイル・ハイ・クラブ
あとがき
訳者あとがき

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

長い行列や、発着の遅れや、乗り継ぎの手違いなどに耐えているのは、あるのがれられない真実ゆえだ。(P344)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1696日)、、、
読んだ本   325冊 (1日平均0.19冊)
読んだページ 74114ページ (1日平均43ページ)

読書メーター – atasinti

ふと、下記動画を思い出した。

My関連エントリー
カッコいい搭乗員さん at 2011.11.27

2012年02月の読書のまとめ

3ヶ月ぶりに2,000ページ超え!

2月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2098ページ
ナイス数:0ナイス

「反原発」の不都合な真実 (新潮新書)「反原発」の不都合な真実 (新潮新書)
読了日:02月25日 著者:藤沢 数希
第二のフクシマ、日本滅亡 (朝日新書)第二のフクシマ、日本滅亡 (朝日新書)
読了日:02月23日 著者:広瀬 隆
キャプテン・アメリカはなぜ死んだか (文春文庫)キャプテン・アメリカはなぜ死んだか (文春文庫)
読了日:02月19日 著者:町山 智浩
先生はえらい (ちくまプリマー新書)先生はえらい (ちくまプリマー新書)
読了日:02月13日 著者:内田 樹
台湾人には、ご用心!台湾人には、ご用心!
読了日:02月12日 著者:酒井 亨
タブーの正体!: マスコミが「あのこと」に触れない理由 (ちくま新書)タブーの正体!: マスコミが「あのこと」に触れない理由 (ちくま新書)
読了日:02月10日 著者:川端 幹人
後白河法皇 (幻冬舎新書)後白河法皇 (幻冬舎新書)
読了日:02月05日 著者:河合 敦
さよなら!僕らのソニー (文春新書)さよなら!僕らのソニー (文春新書)
読了日:02月03日 著者:立石 泰則

2012年2月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

ここ2年間の読書量の推移

“第二のフクシマ、日本滅亡”と”「反原発」の不都合な真実”

第二のフクシマ、日本滅亡 (朝日新書)
広瀬 隆
朝日新聞出版
売り上げランキング: 444
「反原発」の不都合な真実 (新潮新書)
藤沢 数希
新潮社
売り上げランキング: 278

今回は2冊まとめて。
福島第一原発の事故と放射性物質による被害については、何が真実なのか、よくわかりません。
テレビも新聞も真実を報道しているとは思えません。
そんな訳で「両極端」の本を読み比べてみました。
いますぐ全原発を廃炉にしないと日本全国放射能まみれになり、国外脱出しか助かる道はなくなってしまうという広瀬さんの本と、原子力発電は火力発電よりはるかに安全であり、経済的であり、原子力を利用するしか未来はないと主張する藤沢さんの本。
どちらも、データをもとにそれぞれの主張を行っており、「ふむふむなるほどそうなのか」と読めてしまいます。
これはどうしたことでしょう?
つまりデータを多用する本はあてにならないということです。
データを元に話を展開しているようにみせかけて、実は最初に結論ありきで、その結論に持って行くのに都合のよいデータのみを選んでいるということですね。

なお、広瀬さんの本は、後半はほとんど個人的な感情論です。対して藤沢さんの本は最後まで冷静で理論的なのですが、10年に一度原発事故が起きるとすると補償額はいくらになり・・・50年に一度だと・・・・という感じで、原発事故が起きてもお金で補償すればよいというように読みとれるところはとても賛同できません。たとえ50年に一度でも今回のような事故が起きることはあってはならないことだと思います。お金を払えば済む問題ではありません。

そんなわけで、両極端の本を読んで、ますますわからなくなった原発問題。
二人で討論してくれないかなぁ。。。
もっとも二人で討論したとしても、広瀬さんが途中から感情的になってまともな討論にならなくなってしまいそうな気がするが。。。

~ ”第二のフクシマ、日本滅亡” もくじ ~

序章  次の大事故が迫っている
第一章 六ヶ所再処理工場の即時閉鎖
第二章 全土の原発の廃炉断行と使用済み核燃料の厳重保管
第三章 汚染食品の流通阻止のためのベクレル表示義務づけ
第四章 汚染土壌・汚染瓦礫・焼却灰の厳重保管
第五章 東京電力処分とエネルギー問題
第六章 原発廃止後の原発自治体の保護
あとがき

~ “第二のフクシマ、日本滅亡” なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

保安院は、すでに子供たちから、上から読んでも下から読んでも「ホアンインゼンインアホ」と呼ばれる集団だが、このアホたちが、欠陥原発をつくった原子炉メーカーOBによって乗っ取られていたのだから、何でもあり、という無法地帯である。(P133)

~ ”「反原発」の不都合な真実” もくじ ~

まえがき
第1章 原子力で命を守りたい
第2章 放射線のリスクとは?
第3章 自然エネルギーの不都合な真実
第4章 化石燃料と地球環境問題
第5章 救える命の数は経済の豊かさに比例する
第6章 原子力を理解する
第7章 エネルギーの未来
あとがき

~ “「反原発」の不都合な真実” なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

メディアの商売にとって重要なリスクと、個人の安全にとって重要なリスクは全く別物である、ということは肝に銘じておくべきでしょう。(P47)

 
 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1689日)、、、
読んだ本   324冊 (1日平均0.19冊)
読んだページ 73764ページ (1日平均43ページ)

読書メーター – atasinti

キャプテン・アメリカはなぜ死んだか

キャプテン・アメリカはなぜ死んだか (文春文庫)
町山 智浩
文藝春秋 (2011-12-06)
売り上げランキング: 48048

いまのアメリカという国がどういう国なのか、
アメリカ人はどういう人たちなのか、
とっても、よーくわかります。

アメリカ人は変なヤツばかりだ?
でも、彼らから見れば、日本人は変なヤツばかりなのだ。

~ もくじ ~

chapter 1: Living in America
chapter 2: Nightmare
chapter 3: Care of Business
chapter 4: Rock in the USA
chapter 5: Culture Wars
chapter 6: Boob Tube
chapter 7: Celebrity Meltdown
chapter 8: Nippon Daisuki!
chapter 9: American Dreamers

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

悪魔はアーミッシュの村の外にいるのではなく、神は聖書の中にいるのではない。両方とも人の心の内側にいるのだ。(P19)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

『バスターからの手紙』に限らず、アメリカの子ども番組はいろいろな家族のあり方を見せることに意識的だ。
(略)
それに対して日本のアニメ、いやテレビドラマでもいい、身体障害者や被差別部落出身者、いや片親の子どもが「テーマ」ではなく「日常」として当たり前に登場することがあるだろうか?

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1683日)、、、
読んだ本   322冊 (1日平均0.19冊)
読んだページ 73252ページ (1日平均43ページ)

読書メーター – atasinti

先生はえらい

先生はえらい (ちくまプリマー新書)
内田 樹
筑摩書房
売り上げランキング: 12130

世の中の先生はみーんな偉いんだぞ!
という話ではありません。
それぞれの人にとって「師」と呼べる人とはどういう存在なのか、
ということについて、と~っても「わかりにくく」書いてあります。
結局、最後まで、なんで「先生はえらい」のかわからなかったおとうさんですが、
最後にそれでいいのだみたいなことが書いてあって、ますますわからない(笑

ただ一つ、コミュニケーションの本質について、というよりは、人はなぜコミュニケーションを行いたいのかということについて書かれている話については、
「なるほどぉ!」
と叫びたくなるほど目から鱗の話で、よくわかりました。
そう言う意味では、内田先生は私にとっての「先生」の一人なのかも(笑

~ もくじ ~

はじめに
先生は既製品ではありません
恋愛と学び
教習所とF-1ドライバー
学びの主体性
なんでも根源的に考える
オチのない話
他我
前未来形で語られる過去
うなぎ
原因と効果
沈黙交易
交換とサッカー
大航海時代とアマゾン・ドットコム
話は最初に戻って
あべこべことば
誤解の幅
誤解のコミュニケーション
聴き手のいないことば
口ごもる文章
誤読する自由
あなたは何を言いたいのですか?
謎の先生
誤解者としてのアイデンティティ
沓を落とす人
先生はえらい

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

「尊敬できる先生」というのは「恋人」に似ています。(P14)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

理解を望みながら、理解に達することができないという宙づり状態をできるだけ延長すること、それを私たちは望んでいるのです。(P102)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1677日)、、、
読んだ本   321冊 (1日平均0.19冊)
読んだページ 72788ページ (1日平均43ページ)

読書メーター – atasinti

台湾人には、ご用心!

台湾人には、ご用心!
台湾人には、ご用心!

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酒井 亨
三五館
売り上げランキング: 11266

東日本大震災に対しては、まるで自分の国のことのように感じてくれ、どこよりも多くの義損金を送ってくれた台湾。
台湾在住のジャーナリストが書く愛すべき台湾人の実態。
生まれも育ちも考え方も、中国人とは全く異なり、どちらかと言えばマレー系に近い台湾人のことがとてもよくわかります。

表紙の絵はお気に入りの絵なので、大きくしました(笑

~ もくじ ~

プロローグ―台湾人がわかると幸せになれる
第1章 日本に熱い視線を送る台湾人
第2章 台湾人の陽気な日常!
第3章 台湾人は中国人ではなくマレー系
第4章 過去にも国家にも、こだわらない
第5章 パンダに無関心の台湾人
第6章 台湾人と付き合うときの注意点
第7章 台湾人の常識、日本人の非常識!?
第8章 勘違いしないように、ご用心を!
あとがき―民間力があれば、国家は不要!

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

日本人保守派も中国人も、自分たちが歴史や過去にこだわるからといって、世界中のすべての人間が同じ思考パターンを持っていると思いこんでいるのだろう。
しかし世の中には、自分たちとは論理展開や精神構造が異なる種族や民族や人間集団がいることをわきまえておいたほうがよいだろう。(P108)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

そもそも台湾語や中国語に日本語の「迷惑」にあたる言葉がない。ということは、最初から相手に結果的に迷惑になるという観念そのものがないのである。(P155)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1676日)、、、
読んだ本   320冊 (1日平均0.19冊)
読んだページ 72613ページ (1日平均43ページ)

読書メーター – atasinti

タブーの正体

日本のマスコミはなぜ「真実」を報道しないのか。
暴力に弱い、
権力に弱い、
お金に弱い、
そんな日本のマスコミの実態を露わにしてくれます。

日本のジャーナリスト精神はどこへいったのだ?
もしかして、そんなものは、最初から日本にはなかった??

マスコミとはこういうもんだと知って、テレビや新聞の報道に接する必要があります。

テレビや新聞の偏向報道に洗脳されることなく、
だからと言って、ネット上のデマや風説に惑わされないためには、
情報ソースを自分で確認することが大事。

~ もくじ ~

序 章 メディアにおけるタブーとは何か
第1章 暴力の恐怖―皇室、宗教タブーの構造と同和タブーへの過剰反応
第2章 権力の恐怖―今も存在する政治家、官僚タブー
第3章 経済の恐怖―特定企業や芸能人がタブーとなるメカニズム
第4章 メディアはなぜ、恐怖に屈するのか
あとがき
参考文献

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

相手の力が強ければタブーの前にひざまずいて不正を放置し、相手の力が弱まれば、あるいは国家権力の後ろ盾があれば、途端に威勢のいい批判に転じる。そこには、自らの判断でタブーを乗り越えようという意志はみじんもない。(P111)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

広告は企業にとってたんにPRや商品のこくちのためのものではない。メディアを黙らせるための口止め料なのである。(P189)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(1674日)、、、
読んだ本   319冊 (1日平均0.19冊)
読んだページ 72389ページ (1日平均43ページ)
先日データが反映されていなかった「後白河法皇」もデータが反映されていたので、登録し直しました。

読書メーター – atasinti