「若作りうつ」社会

「若作りうつ」社会 (講談社現代新書)
熊代 亨
講談社
売り上げランキング: 4,721

年の取り方がわからなくなっている人が増えている。
自分の年齢に向き合えない人が増えている。
若くなければいけないと思うあまり、頑張っても頑張っても若さを保てない自分に苦しみ、鬱状態になる人が増えている。
その原因を探ります。

個人的には、アンチエイジングのために自分のやりたいことや食べたいものなどを我慢するというのは、本末転倒だと思っています。
そんな訳で、今日も昼間っからビール(+_+)\(-”-

~ もくじ ~

序 章 年の取り方がわからない
第一章 「若作りうつ」に陥った人々の肖像
第二章 誰も何も言わなくなった
第三章 サブカルチャーと年の取り方
第四章 現代居住環境と年の取り方
第五章 二十一世紀のライフサイクル
終 章 どのように年を取るべきか
あとがき
主な参考文献

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

「子どもに学ばせる内容や、親子の絆を自由にデザインできるようになった」とも言えますし、「親子関係がどれほど歪んでいようとも、他の成人が修正してくれる確率が下がった」とも言えます。(P40)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

私達の平均寿命は大幅に延びましたが、にもかかわらず--いや、だからこそでしょうか--その寿命をどのように命の循環(ライフサイクル)のなかに位置づけ、老いて死んでいく自分自身をどのように意義づけるか、あやふやになっているように見えます。(P182)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2431日)、、、
読んだ本   511冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 118376ページ(1日平均48ページ)

book20140308
atasintiさんの読書メーター

正義の偽装

正義の偽装 (新潮新書 554)
佐伯 啓思
新潮社
売り上げランキング: 4,001

確かに私たちは「民主主義」について誤解しているかもしれない。
「国民」とは誰なのか、「主権」とは何なのか、理解できていないかもしれない。
ただ、、、
この本の著者の「日本は天皇主権に戻るべきだ」という考えには賛同できない。
いや、この本にもそんなことが明記されている訳ではない。
でもそれがページのあっちこっちから染み出てくるんだよなぁ。。。
(´・ω・`)

~ もくじ ~

まえがき
第一章 時代閉塞をもたらしたもの
第二章 空気の支配
第三章 正義の偽装と「ミンイ」大合唱
第四章 領土を守るということ
第五章 成文憲法は日本人の肌に合うか
第六章 「石原慎太郎」という政治現象
第七章 「維新の会」の志向は天皇制否定である
第八章 「国民主権」という摩訶不思議
第九章 「経済学」はなぜ信用されないのか
第十章 「皇太子殿下、ご退位なさいませ」が炙り出したもの
第十一小 「砂漠の経済学」と「大地の経済学」
あとがき

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

確かに安倍首相は「ムード」を変えたのはいいのですが、問題は、実は変わってしまった「ムード」にあるのです。あまりにひょこひょこと時々の状況に応じてムードが変わること自体が問題というほかありません。(P5)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

しかし、これだけの経済大国であり成熟経済の段階に達してしまった日本が中国や韓国やインドと同様に成長したら、それこそとんでもないことです。成長率が落ち、停滞に陥るのは当然のことといわねばなりません。いや、それを停滞と見る必要もないのです。(P19)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2427日)、、、
読んだ本   510冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 118168ページ(1日平均48ページ)

book20140304
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なぜ男は女より早く死ぬのか

なぜ男は女より早く死ぬのか  生物学から見た不思議な性の世界 (SB新書)
若原 正己
SBクリエイティブ
売り上げランキング: 272,466

いろいろな生物の性がヒトの性とどう違うのかという点が詳しく書かれていて、肝心のなぜ男の方が女より寿命が短いのかについてはさらっと流されてしまった感じが・・・
iPSの話は非常に興味深い。
ヒトのクローンができたとしても、生物学的にクローンであるだけで、その人の経験や知識までコピーされるわけではないんだよね。
コピーを作るのではなく、自分の体の細胞を次々と新しいものと置き替えていくことで、不老不死を得られる?

~ もくじ ~

まえがき
第1章 なぜヒトは男と女の2性なのか
第2章 男と女はどうやって決まるのか
第3章 実はあいまいだった男と女の区別
第4章 男と女の出会いの秘密
第5章 本当に男は生物学的に役立たずなのか
第6章 男女の概念をひっくり返したiPS細胞
あとがき
主要文献

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

スポーツ競技としては男と女の線引きが必要ですが、生物学的には厳密には線引きできないものだと考えるべきだろうと思います。生物学的にはあいまいさが残る分野だと理解するのがよいのです。(P133)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

私の専門である発生生物学の支店だけでは、「性の不思議」の全容を述べることはできません。遺伝学、動物行動学、生理学、生態学、進化学などの総合的な視点から考えなければその謎は解けないことは間違いありません。特にヒトの性は「何でもあり」の世界ですから一筋縄にはいきません。(P229)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2424日)、、、
読んだ本   509冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 117931ページ(1日平均48ページ)

book20140301
atasintiさんの読書メーター
 
この本を昨日読み終えていたら、2月の読書量も目標の2000ページ超えていたんだなぁ。。。

サイバラの部屋

サイバラの部屋 (新潮文庫)
西原 理恵子
新潮社 (2013-12-24)
売り上げランキング: 2,567

サイバラ本にはハズレがない!
それはこの方の生き方に嘘がないからでしょう。

~ もくじ ~

第一章 作家たちとのガチンコ対談編
第二章 異業種上等!雑食対談編
第三章 漫画家たちとのライバル対談編

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

そう、だからわたし、テレビは意地でも出なかったの。なに言っても失笑枠に入れられるから(笑)。どんな過激なことや、みんながわかってるくせに言わないようなことをちゃんと言っても、最後は指揮者の年寄りがなにか言っておしまいになるもん。(P62)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

相手の年収しか考えていない女と、顔と胸しか見ていない男が結婚したら、どんな悲惨なことになるか簡単に想像できますよ。(P92)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2419日)、、、
読んだ本   508冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 117699ページ(1日平均48ページ)

book20140224
atasintiさんの読書メーター

スマホは人気で買うな!

スマホは人気で買うな! (日経プレミアシリーズ)
吉本 佳生
日本経済新聞出版社
売り上げランキング: 15,198

経済学思考の入門書。
ふむふむなるほど、そういうことだったのか、という設問の回答がある一方で、回答が中途半端に終わっていてなんだかよくわからない設問も結構あったのはちょっと残念。

もっとも、経済的な思考は確かに大事かもしれないけれど、こんな風に何ごとも経済学思考で考えて、それが全てにおいて第一優先になってしまうと、そんな生き方は、幸せではないような気がするなぁ。。。

~ もくじ ~

はじめに
1章 価格の基本を知ろう
2章 大きいことはいいことだ?
3章 価格差別のことを学ぼう
4章 ライバルとの戦い
5章 価格戦略の応用
6章 個人にとっての経済
7章 マネー世界の論理と計算
[さらに経済を尾学びたい人のための補論]現代のiPhoneと、100年以上前のT型フォード
おわりに
参考文献

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

大切なのは、答えを覚えることではなく、自分のアタマで考えるための論理を身につけることです。(P144)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2418日)、、、
読んだ本   507冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 117425ページ(1日平均48ページ)

book20140223
atasintiさんの読書メーター

アラフォー男子の憂鬱

アラフォー男子の憂鬱 (日経プレミアシリーズ)
常見 陽平 おおたとしまさ
日本経済新聞出版社
売り上げランキング: 64,133

現在アラフォーの男性4人、団塊ウニアなどと呼ばれている彼らが、自分たちの世代が生きてきた時代、環境について、言いたいことを言っています。
教育に関してはかなりいいことを言っています。
なんだかんだいいつつも、彼らには人数が多いという強みがあります。
近い将来、彼らが主流の時代がやってくることでしょう。
団塊世代と彼ら団塊ジュニア世代に挟まれた私たちには、こんな世代論さえ語られることがないさびしさが・・・

だけど、、、40代が自分のことを「男子」と言うなよ!

~ もくじ ~

はじめに
第1章 僕たちはなぜガンダムが好きなのか 早水健朗
第2章 バンドブームと僕たちのキャリア 常見陽平
第3章 アラフォー世代は「後追いブーム」世代である
     -アラフォー男子の憂欝な座談会 Part1
第4章 デジタルネイティブの憂鬱 赤木智弘
第5章 初代「ゆとり世代」としてのアラフォー おおたとしまさ
第6章 社会の実験台であり続けた、端境期の僕たち
     -アラフォー男子の憂欝な座談会 Part2
おわりに

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

しかし、その果実を程よく受け取るのは、ある程度その文化が浸透した後に入ってくる人たちだ。だいたい、ゲームもパソコンも僕たちはある主の「オタク」としてそれを扱うのだけど、その時点ではとても怪訝な顔で見られる。しかし、文化としてそれが浸透して当たり前になると、それが「流行の最先端」に変化してくる。「流行の最先端」というのは、決してその技術や分野自体の最先端ではなく、世間に認知されて受け容れられた時点での最先端なわけだ。(P159)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

そもそも「人材育成」と「教育」は似て非なるものである。食材にしても木材にしても、「材」と呼ばれた時点で死んでいる。生きていた魚をさばいて切り身にしたものは食材と呼ばれる。「食べるため」という目的に合致する形に整えられたものが食材だ。期を伐採して、余計な枝葉を切り落とし、ちょうど柱として使えるような長さ太さに削ったものを木材と呼ぶ。たとえば「建物の柱にするため」という目的に合致する形に整えられたものが木材だ。同様に「人材」というとき、何らかの組織の歯車として昨日するという目的のために整えられた人のことを指すことになる。(P175)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2416日)、、、
読んだ本   506冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 117217ページ(1日平均48ページ)

book20140220
atasintiさんの読書メーター

日本人のための世界史入門

日本人のための世界史入門 (新潮新書)
小谷野 敦
新潮社
売り上げランキング: 82,946

歴史には思想や感想を持ち込むべきではなく、ただ事実を伝えるべきであり、○○史観などまったく意味がない。
ただしそれだけではつまらないので、歴史文学なども紹介したほうがいい。
という考えのもとに書かれた本らしく、歴史の事実と共に、このあたりは○○にはこのような書かれ方をしているという具合に歴史文学などを紹介してくれているのですが、これは面白いとかこれはつまらないとか、この人は好きとかこの人は嫌いとか、めいっぱい主観が入っていて、最初に言っていたことと違うんじゃないかと思われる本です。
ただたんたんとたんたんとたんたんと、抑揚なく続いていて、まったく面白くない。
この本を読むと世界史が嫌いになってしまう。。。
あぁ、最初の方に、高校の教科書はよくできていると書いてあったけど、この本より派まだ教科書の方がましかも。。。

~ もくじ ~

序言 歴史は偶然の連続である
第一章 皇帝とは何か、王とは何か
第二章 あえて「暗黒の中世」と言ってみる
第三章 ルネッサンスとは何か
第四章 フランス革命と十九世紀
第五章 日本の擡頭、二度の大戦
第六章 現代の世界
あとがき だいたいでええんや

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

はたから見ればバカバカしいほど小さな集団で、覇権争いが起きたり、小さな会社の社長の椅子を争ったりするのと同じで、人間はある集団に所属し、帰属意識を持つと、はたからは狂気としか見えない情熱にとらえられるのである。(P110)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

ほかにも、看護婦を看護師にするとか、スチュワーデスを客室乗務員にするとか、趣味としか思えない言い換えが、新聞、テレビなどで「一斉に」行なわれるのは、まったくファシズムであるというほかない。(P267)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2412日)、、、
読んだ本   505冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 116969ページ(1日平均48ページ)

book20140217
atasintiさんの読書メーター

 

TVニュースのタブー

TVニュースのタブー 特ダネ記者が見た報道現場の内幕 (光文社新書)
田中 周紀
光文社 (2014-01-17)
売り上げランキング: 12,393

共同通信の記者からテレビ朝日の記者へと転身した著者が、活字報道の世界とTV報道の世界の違いについて、自身の体験をもとに語ってくれています。「ネタ」が命の活字報道に対して、内容よりも「映像」が命のTV報道。TVのニュースがなぜあんなに薄っぺらな内容なのか、その理由がとてもよくわかります。

~ もくじ ~

はじめに
第1章 通信社とは
第2章 金融証券担当
第3章 国税担当
第4章 民放報道との出合い
第5章 2つのニュース
第6章 さらば、ニュースステーション
第7章 デスク稼業の日々
第8章 民放局の経済部
おわりに
参考文献

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

あなたは基本的に理詰めでモノを考えて動くタイプでしょ。私が知っているテレビ業界の人はどちらかというと感覚的。(P10)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

極論になるが、本来なら最優先されるべき東京電力福島第一原子力発電所事故の報道より、動物のニュースの方が優先されがちなのは、ひとえに個の視聴率の結果のためだ。それが視聴者の求めるニュースであり、逆に言えば日本国民の知的レベルはその程度に過ぎないと暗に判断されているのである。(P273)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2411日)、、、
読んだ本   504冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 116698ページ(1日平均48ページ)

book20140213
atasintiさんの読書メーター

クラウドからAIへ

クラウドからAIへ アップル、グーグル、フェイスブックの次なる主戦場 (朝日新書)
小林雅一
朝日新聞出版 (2013-07-12)
売り上げランキング: 33,308

1950年代から研究されてきたAIですが、その頃のAIと今のAIはまったく別物だということ。
論理的に知識を構築していくことで構成しようとしたかってのAIが限界を迎えてしまったのに対して、現在のAIは大量に積み重ねられたビッグデータをもとに統計的な処理で次の行動を決めて行くというもの。
クラウド技術、ビッグデータ、そうした技術の発展の上に、ついに完全なAIが実現しようとしている?
この本には書いていなかったけれど、クラウドとつなぐ高速無線通信技術の発展もわすれてはいけないと思います。

自動走行自動車もすでに実現レベルまできており、人が運転するよりも安全だという。
しかし、時折フリーズしたり再起動したりするパソコンを見ていると、走行中にいきなり再起動したりしないのかちょっと心配。
そして自分で進化していくAIがやがて人を支配するというSFみたいなことが本当に怒ってしまうかもしれないという怖さも・・・
AIはもうSFの世界のものではなくなった?

そしていかに大量のビッグデータを持つかということがAIの性能に影響する、ということで、GoogleもAppleもFacebookもビッグデータの入り口を抑えようとやっきになって競っている。
そんなAIの世界で日本はかなり遅れをとっているような・・・

~ もくじ ~

はじめに
第1章 なぜ今、AIなのか? -米IT列強の思惑
第2章 ”知性”の正体 -AIの歴史から見る、進化の方向性と実力
第3章 ”知性”の値打ち -AIが生みだす巨大なビジネス・チャンス
第4章 ”知性”の陥穽 -AIにまつわる諸問題
おわりに-「メルツェルの将棋指し」から「ワトソン」までの時間

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

科学は基本的に、科学者の知的探究心に基づいて行なわれるものです。つまり、「何かが役に立つ、立たない」はひとまず脇に置いて、「その内部メカニズムはどうなっているんだろう」とか「原理的にはこういうことは可能だろうか」といったことを突き詰めようとする知的欲求です。
これに対し技術は、まず「人類や社会に貢献するもの」「役に立つもの」を作るという前提から始まります。つまり技術とは一種のサービスであり、それに値段をつけて消費者の評価を仰ぐものが製品なのです。(P235)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2406日)、、、
読んだ本   503冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 116418ページ(1日平均48ページ)

book20140211
atasintiさんの読書メーター

母という病

(017)母という病 (ポプラ新書)
岡田 尊司
ポプラ社
売り上げランキング: 154

「母という病」というタイトルを見たとき、母親でいることに疲れ、育児うつになったおかあさんの話かと思いましたが、まったく反対の話でした。
母親に愛されなかったことで普通に生きられなくなってしまった人、あるいは逆に母親が過剰に支配することで母親の存在そのものが病の原因になってしまった人、そんな人たちのお話。
発症は大人になってからのケースもある、むしろその場合は重症、、、
うーん、共働きで1歳から保育園通いだったうちの子らは大丈夫だろうか・・・

~ もくじ ~

序章 母親という十字架に苦しんでいる人へ
第1章 「母という病」に苦しむ人たち
第2章 生きづらさの根っこには
第3章 残された傷痕
第4章 不安定な母親に振り回されて
第5章 自分しか愛せない母親とその人形たち
第6章 生真面目な母親の落とし穴
第7章 「母という病」を克服する
おわりに

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

大事なのは、百点を求めないこと。百点を求めていたら、九十九点でも不幸になってしまう。それは、人を不幸にする考え方だ。
では、どうしたらいいのだろう。答えは、百点ではなく五十点で満足するということだ。百点が一番いいのではない。五十点くらいが、人間らしくて一番いいと、発想を切り替えることだ。五十点で満足できると、人生はずっと楽になる。六十点だったら、上出来だと思おう。百点なんて、不自然だ。(P281)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2402日)、、、
読んだ本   502冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 116171ページ(1日平均48ページ)

book20140207
atasintiさんの読書メーター