タモリ論

タモリ論 (新潮新書)
タモリ論 (新潮新書)

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樋口 毅宏
新潮社
売り上げランキング: 1,718

タモリ論?
いや、ちがうな、この本は一笑っていいともファンの著者による笑っていいとも論にすぎない。。。
それに、たけしやさんまの話なんてどうでもいいんだよ。。。
ちょっと残念な一冊。

~ もくじ ~

はじめに
第一章 僕のタモリブレイク
第二章 わが追憶の「笑っていいとも!」
第三章 偉大なる”盗人”ビートたけし
第四章 明石家さんまこそ真の「絶望大王」である
第五章 聖地巡礼
第六章 フジテレビの落日、「いいとも!」の終焉
おわりに

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

たけしやダウンタウン松本が時に懐から刃物をチラつかせて、誰からも恐れられる「自らをコントロールできる狂人」だとしたら、タモリは一見その強さや死語差が伝わりにくい、まるで武道の達人のようです。(P10)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

彼らに共通することは、福岡出身であり、自分を慕う者たちへの面倒見の良さです(女好きであることも加えたい)。(P181)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2278日)、、、
読んだ本   470冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 108651ページ(1日平均47ページ)

新しいお伊勢参り

遷宮の歴史や内容、そして正しい(?)お伊勢参りのことがとてもよくわかります。
来年行くのがいいらしい!

ところで、伊勢神宮と出雲大社は遷宮を行なうけど、その他の神社は遷宮しなくていいんだろうか?式年遷宮の意味からすると、遷宮を行なっていないその他の神社の神々の力はもうかなり弱ってしまっていて、ご利益なんてなくなっているんじゃなかろうか・・・

~ もくじ ~

はじめに
第1章 なぜ遷宮翌年の「おかげ参り」は、ご利益があるのか?
第2章 「式年遷宮」と内宮と外宮の「喧嘩」の歴史
第3章 アワビが大好物のアマテラス
第4章 お伊勢参りは、別宮参拝でご利益が増す!
第5章 出雲大社の式年遷宮とおかげ参り
おわりに

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

また、お願い事はしてもしなくてもいいと思う。感謝を伝えてもいいし、誓いを立ててもいいし、近況報告をしてもいいし、ただ頭を下げるだけでもいい。大切なのは、ここ(伊勢)までお参りに来たという行動そのものである。(P46)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2276日)、、、
読んだ本   469冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 108459ページ(1日平均47ページ)

book20131003
atasintiさんの読書メーター

人間の性はなぜ奇妙に進化したのか

文庫 人間の性はなぜ奇妙に進化したのか (草思社文庫)
ジャレド ダイアモンド
草思社
売り上げランキング: 4,124

ジャレッド・ダイアモンドさんが人間の性が今のような形態になった根源を進化学的に考察。
とっても面白い。

元々のタイトルは「なぜセックスは楽しいか?」だったけど、文庫化の際に変更されたとのこと。
ダイアモンドさんのセンスが大なし・・・

~ もくじ ~

まえがき
1 人間の奇妙な性生活
2 男と女の利害対立
3 なぜ男は授乳しないのか?
4 セックスはなぜ楽しいか?
5 男はなんの役に立つか?
6 少なく産めば、たくさん育つ
7 セックスアピールの真実
訳者あとがき

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

われわれの巨大な脳や直立姿勢(人類の進化の教科書では必ず強調される)、排卵の隠蔽や楽しみのためのセックスを好む傾向(教科書にはあまり取り上げられない)と並んで、閉経はわれわれ人間を人間-すなわち、類人猿以上の、類人猿とは異質の存在-たらしめるのに不可欠な生物学的特徴の一つなのだ。(P166)

もう一つアップしようと思ったら、InBookに掲載を断られてしまいました(笑
inbook20130928
(画像をクリックすると拡大画像を表示します。)
 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2270日)、、、
読んだ本   468冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 108267ページ(1日平均47ページ)


atasintiさんの読書メーター

文明崩壊 下

文明崩壊 下: 滅亡と存続の命運を分けるもの (草思社文庫)
ジャレド ダイアモンド
草思社
売り上げランキング: 21,377

ふぅ~、やーーっと読み終わった!
内容が難しいわけではないんですが、中々読み進まない。
個人的に翻訳本は苦手なのかも。
でも、この本は面白い。

文明崩壊した過去のマヤやイースター島の人たちをばかだなぁと笑うことはできない。
今、まさに我々は地球規模で同じ道を歩もうとしている?
((((;゚Д゚))

~ もくじ ~

第2部 過去の社会(承前)
 第9章 存続への日本の道筋
第3部 現代の社会
 第10章 アフリカの人口危機-ルワンダの大量虐殺
 第11章 ひとつの島、ふたつの国民、ふたつの歴史-ドミニカ共和国とハイチ
 第12章 揺れ動く巨人、中国
 第13章 搾取されるオーストラリア
第4部 将来に向けて
 第14章 社会が破滅的な決断を下すのはなぜか?
 第15章 大企業と環境
 第16章 世界はひとつの干拓地
追記 アンコールの興亡
謝辞
訳者あとがき
参考文献
地図索引

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

どんな人間も、個人として見ればまずまず分別があり、道理をわきまえているが、群衆の一員になったとたん、愚か者にかわってしまう。(P300)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

一般市民が企業に違う行動を期待し、要求したとき、自分たちの望む行動を採った企業に褒賞を与え、望まない行動を採る企業に苦汁を飲ませたとき、企業は変わった。(P388)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2269日)、、、
読んだ本   467冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 108033ページ(1日平均47ページ)

book20130926
atasintiさんの読書メーター

 

文明崩壊 上

文明崩壊 上: 滅亡と存続の命運を分けるもの (草思社文庫)
ジャレド ダイアモンド
草思社
売り上げランキング: 7,525

イースター島やマヤやノルウェー領グリーンランドはなぜ崩壊したのか、、、
なぜそのまま環境破壊を続けたら崩壊するということが彼らはわからなかったのか、、、
それはそのまま現在の我々が地球規模で行っていることと同じ?
((((;゚Д゚)) 

それにしても、砂の中にある花の花粉を解析してその当時に育っていた植物を解析するとか、人骨を解析して当時なにを食べていたのかを解析するとか、気の遠くなるような解析の積み重ねによる考古学ってすごい!

後半に続く・・・

~ もくじ ~

プロローグ ふたつの農場の物語
第1部 現代のモンタナ
 第1章 モンタナの大空の下
第2部 過去の社会
 第2章 イースターに黄昏が訪れるとき
 第3章 最後に生き残った人々-ピトケアン島とヘンダーソン島
 第4章 古の人々-アナサジ族とその隣人たち
 第5章 マヤの崩壊
 第6章 ヴァイキングの序章(プレリュード)と遁走曲(フーガ)
 第7章 ノルウェー領グリーンランドの開花
 第8章 ノルウェー領グリーンランドの終焉

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

わたしたちすべての現代人-住宅所有者、投資家、政治家、大学の事務官、その他の人々-は、経済が好調なうちは、多大な浪費をしても許される。その状況が無常であることを忘れていて、だから、いつ変動が訪れるかを予測できない可能性がある。そして、実際に変動があったときには、すでに奢ったライフスタイルに慣れ切っていて、しかたなく生活のレベルを落とすか、あるいは破産するか、ふたつにひとつしか選べないということになるのだ。(P314)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2255日)、、、
読んだ本   466冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 107486ページ(1日平均47ページ)

book20130913
atasintiさんの読書メーター

いじめと探偵

いじめと探偵 (幻冬舎新書)
阿部 泰尚
幻冬舎
売り上げランキング: 81,492

いじめの解決のために探偵が必要な時代に?
学校が、先生が、いじめに対して全く機能していないことが理由だが、その原因は、モンスターペアレントの存在、つまり結局は親にあるのだろう。
それにしても、この探偵さんは良心的で、子どものことを第一に考えてくれると~ってもすばらしい人。
いじめ対応を行なっている探偵も増えているそうだが、みんながみんな、この探偵さんのように立派な人ではなく、最終的な解決に至らないのにバカ高い報酬を要求する探偵もいそうなので注意が必要。

~ もくじ ~

はじめに
第1章 探偵にいじめ相談が来るのはなぜか?
第2章 なぜ、いじめられている事実を親に隠すのか?
第3章 子供のいじめもカメとセックスがらみに
第4章 低年齢化する集団レイプ、猥褻行為の強要
第5章 教育現場の機能不全で、いじめの質も変化している
第6章 子供をいじめまら守るために、大人ができること
あとがき

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

大人の側が子供の世界に分け入って、そこで起きていることから目を逸らさない姿勢を持たない限り、いじめはなくならないし減少しない。子供は大人の世界を真似ていじめを行なっているのだから、大人の世界が変わらない限りいじめは減らないのだ。(P214)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

日本語は便利なもので、「窃盗」という犯罪を「万引き」という言葉で言い換えて、罪悪感を薄れさせるように、「いじめ」という言葉は「恐喝」「強要」「暴行」「障害」「売春」「損壊」「強盗」の言い換えにすぎません。(P219)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2241日)、、、
読んだ本   465冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 106933ページ(1日平均47ページ)

book20130830
atasintiさんの読書メーター

あんな「お客(クソヤロー)」も神様なんすか?

寄せられたクレームを次の営業の武器に変える方法。
すばらしい!
でも、そうそう簡単ではない。
結局は、日頃からの積み重ねがものを言う。

~ もくじ ~

はじめに-お客様を持つ、すべての人へ
第1章 クレームを知る!
     8人の困った「お客様」たち
第2章 クレームを活かす!
     クレームで信頼を得る人、失う人
第3章 クレームを伝える!
     図解・クレームを仕事に活かす最強の手紙術
あとがき-クレームをなくす唯一にして最大の方法

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

日頃のちょっとした気遣い・感謝の気持ちが、いざという時に人の心を動かす大きな原動力となることを忘れないで下さい。そうした積み重ねがあれば、上司であろうと他部署の人であろうと、困った時にはきっと手を差し伸べてくれるはずです。(P98)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

たしかに今はエコの時代です。そんなふうに言うと、人の心が豊かになったように聞こえます。しかし敢えて言うなら、それはまったく逆です。なぜなら、エコの時代とはすなわち、不況の時代と言い換えることができるからです。人が節約に励むのは、環境のことを考えて好きだからやるだけでなく、経済的理由によるところもあることは否めません。(P109)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2241日)、、、
読んだ本   464冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 106713ページ(1日平均47ページ)

book20130829
atasintiさんの読書メーター

オレたちバブル入行組・オレたち花のバブル組

オレたちバブル入行組 (文春文庫)
池井戸 潤
文藝春秋
売り上げランキング: 2
オレたち花のバブル組 (文春文庫)
池井戸 潤
文藝春秋 (2010-12-03)
売り上げランキング: 1

TVドラマ「半沢直樹」の原作本を2冊まとめて読みました。
「オレたちバブル入行組」を読む限りでは、ドラマの方が原作に対してさらに一捻り・二捻りしているんですね。
ということで、「オレたち花のバブル組」が今後ドラマでどのように描かれるのか楽しみです。

もくじは省略。

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

実は倒産の定義というのはいまひとつはっきりしない。そもそもこれは法律用語ではないので、法学部生がよく使う有斐閣の『法律学小辞典』などにも「倒産」という項目はない。(P61)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

銀行はもはや特別な組織ではなく、儲からなければ当然のように潰れるフツーの会社になった。銀行が頼りになったのはせいぜいバブルまで。困ったときに助けてくれない銀行は、とっくに実体的な地位を低下させ、企業にとって数ある周辺企業のひとつに過ぎなくなっている。(P186)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2238日)、、、
読んだ本   463冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 106473ページ(1日平均47ページ)

book20130827
atasintiさんの読書メーター

 

子どもの遊び 黄金時代

子どもの遊び 黄金時代 70年代の外遊び・家遊び・教室遊び (光文社新書)
初見 健一
光文社 (2013-08-09)
売り上げランキング: 7,374

70年代の渋谷近辺の子どもの遊びの総まとめ。
なつかしい遊びがいっぱい。
ちょっとだけ違うとか、知らない遊びがあるのは、年代的な違いか、地域の違いか(笑

昔はよかったとか、今の子どもはどうのこうのとか、そんな話は一切なく、ただ純粋に「こんな遊びやってたよね」っていうところがとても楽しく読めました。

書いてなかった遊びに、お酒の瓶の蓋のコルクのでっぱり部分をナイフでカットして、おはじきみたいに机の上ではじいて落とし合う遊びをしていたのを覚えてますが、あれは福岡ローカルだったんだろうか???

「ベンハムのこま」というのは知らなかったのですが、ちょっと気になる。

~ もくじ ~

はじめに
第1章 「定番」から「ローカル遊び」まで・・・みんなで楽しむ遊び
第2章 みんなハマった! 70年第定番おもちゃ遊び
第3章 先生に怒られた? ブームになった教室遊び
第4章 男子禁制! 70年代の女子遊び
第5章 意外に楽しい? じゃんけん遊びアレコレ
第6章 70年代っ子たちのひまつぶし? 手遊び&言葉遊び
第7章 黒板に、ブロック塀に描きまくった! 70年代落書きコレクション
第8章 ちょっぴりオカルト
あとがき

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

「1分1秒でも長く遊んでいたい!」
あのころ、ぼくらは常にそう思っていた。あの年齢の子どもならではの遊びへの欲求というか、欲望のエネルギーは、今考えると本当に凄まじかった。10代も半ばにさしかかってからは、そこまで強烈に「遊びたい!」と思うことはなくなるし、まして大人になってからは「寝てた方がいいや」なんて思うことも多くなる。(P260)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2232日)、、、
読んだ本   461冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 105744ページ(1日平均47ページ)

book20130821
atasintiさんの読書メーター

アングラマネー

世界経済を語る時、アングラマネーは無視できない。
そんなアングラマネーの実態がよくわかります。
規制が厳しくなったタックスヘイブンから裏のお金は今後バーチャルマネーへと・・・
ちょっとワクワクするかも?

~ もくじ ~

はじめに-経済の裏と表
第1章 裏側から見た世界経済
第2章 アメリカというタックスヘイブン
第3章 イギリスのタックスヘイブン
第4章 追い込まれる世界最大のタックスヘイブン、スイス
第5章 イタリアのアングラマネー
エピローグ
あとがき

~ なるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

この法律によってイタリアは、ヨーロッパ諸国の中で最も移民に対して「甘い」国となった。これは、イタリア社会党党首べッティーノ・クラクシ首相の政権下で成立した世紀の悪法である。これ以降、さらにこの移民法が改悪されていくことにより、イタリアは非合法移民の天国と化していった。日本でも、鳩山首相や管首相の民主党政権が継続していたら、イタリア同様の憂き目にあっていたことだろう。(P217)

~ もう一つなるほどな一文 ~ (リンクはInBookの該当セリフのページ)

税金がある限り、これを逃れようと画策するものは必ず現れる。新しい脱税やマネロンの方法が考えられれば、取り締まる側も、日々、捜査方法を進化させていく。税金がある限り、脱税はなくならないのであろう。(P254)

 
 
これで、、、2007年07月13日以降(2231日)、、、
読んだ本   460冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 105483ページ(1日平均47ページ)

book20130820
atasintiさんの読書メーター